目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

春のじゃがいも準備

2008年03月03日 | ぷち農作業
寒さにふるえつつも、少しずつ春らしくなってきました。
とけた雪の間から緑の雑草が見え始めてくると嬉しくなります。
風邪の具合も大分よくなりました。ひたすら寝て、おいしくない薬草飲んでの繰り返しにちょっと地獄をみました(笑)


さて、春に植える野菜のことも気の早い農家の人達はもう考えているようですね。
ホームセンターではもうじゃが芋の種芋がてんこ盛りです。
我が家でも春一番の栽培野菜は、じゃが芋です。
インディアン部族の名前を冠したじゃが芋や、
スタンダードなほこほこじゃが芋などの名前を見ながら、何にしようかな~と見ているのは、ちょっと楽しいです。


一緒に木灰が400円ほどで販売されていて
「こんなに高い値段で売って、何に使うんだろう?」と思ってみたら、
種芋の断面につけることで病原菌の侵入を防ぐ、のだそうです。

へえ~、我が家には余るほどある灰。そんな使い道があるとは!
今年やってみよう!

じゃが芋は一度植えたら、5年は土地を休ませないといけない、とても肥料食いな
野菜なのだということを、自分で芋を作るようになってから知りました。

5年ですよ!
ハンパな長さではありませんね。

じゃあ、普通の農家さんはあの広大な敷地のじゃが芋畑を
どうやって休ませているのだろう?

有機栽培でじゃが芋を作っていらっしゃる農家さんに聞いたところ、
やはり、そこんところは農薬のお世話になるところが大きいらしく、
農薬の中では毒性が最も強いクロルピクリンという土壌殺菌剤などをまいて対処しているそうです。

う~む、知られざる真実。知らないところで土壌汚染はこうして行なわれているのかあ…。

このまま、この農薬を使い続けることの危険性を警告してくれました。
ちなみに、この農家さんは農薬を使用しなくても「2割販売価格を高くすればいいだけさ」

と経済的部分においては比較的楽観的。
購入してくれる人は確実にいるそうです。
経済的なことよりも、やはり農薬の土壌汚染を恐れているようでした。


佐渡では米は沢山作っていますが、
野菜を島外に向けて出荷する、ということはあまりしません。
皆自分の食べる分だけを作り、少しの余剰分を市で売る、という程度です。
それは、ある意味農薬が最小限におさえられる、一面よい面も持っているのかもしれませんね。

※画像は種芋にする予定のじゃが芋。食べないように気をつけねば…。
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