目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

選挙に行きたい

2008年10月09日 | 日々是々
出産予定日付近は、行きたいイベントが沢山重なっていて
(単純に日曜日だからなのですが)涙をのんでいます。

でも、そんな中でも「行かなくては」と思うイベント(?)は新潟県知事選挙。
(もちろん、当日いけるはずがないので…)
予定日の週に入る前に、事前投票をしてこようと思っています。

「出産前に事前投票をしておこう」と連れ合いが提案してくれて、
私から言わなくてもそう言ってくれる連れ合いに「ありがたいな」と思っています。

選挙は、民主主義国家に生活する自分の義務を果たし権利を行使する第一歩。
音楽が楽しめる世の中であるように。
環境と平和のための政治であるように。
その想いは自分の住む町から発信出来るはず。
とドリカムのベーシスト・中村正人さんが自身のブログの中で言い、
大いに賛同したのですが、
こうした気持ちに自然になれるくらい、
そしてこうした思いを自分流の言葉で語れるくらい
「選挙の大切さ」を言葉にできない思いが、正直自分にはあります。

それはやっぱりナサケナイ。

一票に投じた思いを反映した政治をしてくれていると思えない事実もあるけれど、
果たしてそれだけなのかしら。

今ほど国民と密接に絡んだ悪政にもだえている時代はないはずなのに、
日に日に個人と政治が遠くなっていく錯覚を覚えます。
それはおそらく熱心にNHKのテレビを見ても、
新聞の政治欄を見ても消えないもののように思います。

ノルウェーの無名の詩人が書いた詩で
「親愛なる首相様」という書き出しで、冬の間に温かく過ごせる薪と、
夏にバカンスに行けるだけのお金を稼ぐことのできる社会をください、という
母親に書く手紙のように優しい詩がありました。

かの筋では有名な雨宮処凛は「生きさせろ!」という本の中で
「生きていけるだけの金をよこせ。メシを食わせろ。
人を馬鹿にした働かせ方をするな。俺は人間だ。」と、

ただ最低限の飯を食らい、雨水をしのぐだけの住居を求める過激な、
だけど切実な文章をつづっています。

伝え方は違っても、
どちらも同じことを「政治に」求めているように私には思えました。

価値ある一票を投じるためにも、
新聞を買って「お勉強」している30歳妊婦のつぶやきです。
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