「わずかな寄付額なので、いくつもある脱原発の活動をしている方への寄付先の中で、
一番効果的な(財政的に厳しい)寄付先を教えてほしい」
そんなみみっちい質問を、脱原発にむけて活動をしている新潟の友人に送ったところ、
「今度福島の女たちが国会前で、座り込みをするそうです。
主催者のひとり、武藤類子さんは、古くからの反原発仲間です。
避難されている方々が参加し、宿泊するのも大変な負担のようです。
また、子どもの避難を求めている団体の
代表の中手聖一さんも親しいし、
この間十日町に来て頂いた佐藤和幸さんも、
食品汚染の測定器を買ってたいへんなようで」と、一人ひとりの状況を説明してくださいました。
「女たちなら類子さん、子どものためなら中手さん、内部被曝なら佐藤さん、でしょうか?」
という、彼女なりの答えをくれました。
全員の方に寄付したいと思ったけれど、
今回は類子さんという方の活動にお送りしたいと思い、そう伝えました。
類子さんの活動団体ハイロアクション福島原発
すぐに「国会前での座り込みで使う激布を送ってほしい。」というお便りをいただき、即OKしました。
激布というのははじめてしりました。説明をいただき、
現在、シーツを半分に切ったり、縫ったり、染めたり、ペンキを使ったりして、作っています。
「寄せ書きのような激布」ということでしたので、
想いを同じくする友人や知人に声をかけ、この布にメッセージを入れてもらおうとパタパタ動き回っています。
24日に郵便局で速達で送るつもりですが、
それまでにこの布に福島のお母さん達へのメッセージを寄せていただけたら嬉しいです。
お近くの方には、出向いてお願いしに行っているのですが、
遠方の方には、ハンカチ程度の大きさの布に油性マジックでメッセージを書いていただき、
その布を私のところにお送りいただけたら、嬉しいです。
23日の日曜日までにお送りいただけたら、その晩徹夜で、激布のほうに糸で縫いつける予定です。
(※当方の住所などお知らせしますので、左バナー内の「メッセージを送る」にて
ご連絡ください。)
何せ、急なお願いですので、
沢山の人の寄せ書きを集めるのは難しいのですが、
それでも一人ひとりの寄せ書きは、必ず福島のお母さん達が読んでくれるだろうから、
数が多いほうが絶対励まされると思うので、出来る限り多くの人に声をかけられたらと
思っています。
「福島の人たちは最も被災されているのに、
その苦労をいとわず、国会前で座り込みをしようとしている」
その事実が切ないです。
国は一番の被害者に何をしてくれているのか、と考えずにいられません。
ダンナ曰く、「新聞やテレビだと、映し出される被災者の声や顔は、
穏やかなものや希望に満ちたものばかりで、
つい『復興がすすんでいるのだろう』『もう助けは必要としていないのだろう』と
思っていたが、そういう事実を聞かされると、そうではないんだな、と思い知らされる」と話していました。
国会前の座り込みの
主催者のひとり、武藤類子さんのメッセージが印象的でした。
胸に刻もうと思います。
「毎日、毎日、否応無くせまられる決断。
逃げる、逃げない? 食べる、食べない?
洗濯物を外に干す、干さない?
子どもにマスクをさせる、させない?
畑をたがやす、たがやさない? なにかに物申す、だまる?
さまざまな苦渋の選択がありました。
そして、今。半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
・真実は隠されるのだ
・国は国民を守らないのだ
・事故はいまだに終わらないのだ
・福島県民は核の実験材料にされるのだ
・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ
・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ
・私たちは棄てられたのだ
私たちは疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。
でも口をついて出てくる言葉は、
「私たちをばかにするな」「私たちの命を奪うな」です。
福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
・子どもたちを守ろうと、母親が父親が、おばあちゃんがおじいちゃんが・・・
・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・
・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助けようと、労働者たちが・・・
・土を汚された絶望の中から農民たちが・・・
・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障がいを持った人々が・・・
国と東電の責任を問い続けています。
そして、原発はもういらないと声をあげています。
私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。
私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、
苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。
私たちとつながってください。私たちが起こしているアクションに注目してください。
政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び。
そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。
思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。
私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。」
「激布」という言葉は今回初めて聞きましたが、
今はバナーという横文字が主流らしく、デモとかで使うメッセージボードのような感じかと思います。
バナーメッセージ、ハードかなあ、強すぎるかなあとも思ったのですが、
福島の人たちを前にしたら、とても原発に対して「未来」を感じられないよね、と思い、この言葉にしました。
一番効果的な(財政的に厳しい)寄付先を教えてほしい」
そんなみみっちい質問を、脱原発にむけて活動をしている新潟の友人に送ったところ、
「今度福島の女たちが国会前で、座り込みをするそうです。
主催者のひとり、武藤類子さんは、古くからの反原発仲間です。
避難されている方々が参加し、宿泊するのも大変な負担のようです。
また、子どもの避難を求めている団体の
代表の中手聖一さんも親しいし、
この間十日町に来て頂いた佐藤和幸さんも、
食品汚染の測定器を買ってたいへんなようで」と、一人ひとりの状況を説明してくださいました。
「女たちなら類子さん、子どものためなら中手さん、内部被曝なら佐藤さん、でしょうか?」
という、彼女なりの答えをくれました。
全員の方に寄付したいと思ったけれど、
今回は類子さんという方の活動にお送りしたいと思い、そう伝えました。
類子さんの活動団体ハイロアクション福島原発
すぐに「国会前での座り込みで使う激布を送ってほしい。」というお便りをいただき、即OKしました。
激布というのははじめてしりました。説明をいただき、
現在、シーツを半分に切ったり、縫ったり、染めたり、ペンキを使ったりして、作っています。
「寄せ書きのような激布」ということでしたので、
想いを同じくする友人や知人に声をかけ、この布にメッセージを入れてもらおうとパタパタ動き回っています。
24日に郵便局で速達で送るつもりですが、
それまでにこの布に福島のお母さん達へのメッセージを寄せていただけたら嬉しいです。
お近くの方には、出向いてお願いしに行っているのですが、
遠方の方には、ハンカチ程度の大きさの布に油性マジックでメッセージを書いていただき、
その布を私のところにお送りいただけたら、嬉しいです。
23日の日曜日までにお送りいただけたら、その晩徹夜で、激布のほうに糸で縫いつける予定です。
(※当方の住所などお知らせしますので、左バナー内の「メッセージを送る」にて
ご連絡ください。)
何せ、急なお願いですので、
沢山の人の寄せ書きを集めるのは難しいのですが、
それでも一人ひとりの寄せ書きは、必ず福島のお母さん達が読んでくれるだろうから、
数が多いほうが絶対励まされると思うので、出来る限り多くの人に声をかけられたらと
思っています。
「福島の人たちは最も被災されているのに、
その苦労をいとわず、国会前で座り込みをしようとしている」
その事実が切ないです。
国は一番の被害者に何をしてくれているのか、と考えずにいられません。
ダンナ曰く、「新聞やテレビだと、映し出される被災者の声や顔は、
穏やかなものや希望に満ちたものばかりで、
つい『復興がすすんでいるのだろう』『もう助けは必要としていないのだろう』と
思っていたが、そういう事実を聞かされると、そうではないんだな、と思い知らされる」と話していました。
国会前の座り込みの
主催者のひとり、武藤類子さんのメッセージが印象的でした。
胸に刻もうと思います。
「毎日、毎日、否応無くせまられる決断。
逃げる、逃げない? 食べる、食べない?
洗濯物を外に干す、干さない?
子どもにマスクをさせる、させない?
畑をたがやす、たがやさない? なにかに物申す、だまる?
さまざまな苦渋の選択がありました。
そして、今。半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
・真実は隠されるのだ
・国は国民を守らないのだ
・事故はいまだに終わらないのだ
・福島県民は核の実験材料にされるのだ
・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ
・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ
・私たちは棄てられたのだ
私たちは疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。
でも口をついて出てくる言葉は、
「私たちをばかにするな」「私たちの命を奪うな」です。
福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
・子どもたちを守ろうと、母親が父親が、おばあちゃんがおじいちゃんが・・・
・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・
・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助けようと、労働者たちが・・・
・土を汚された絶望の中から農民たちが・・・
・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障がいを持った人々が・・・
国と東電の責任を問い続けています。
そして、原発はもういらないと声をあげています。
私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。
私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、
苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。
私たちとつながってください。私たちが起こしているアクションに注目してください。
政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び。
そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。
思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。
私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。」
「激布」という言葉は今回初めて聞きましたが、
今はバナーという横文字が主流らしく、デモとかで使うメッセージボードのような感じかと思います。
バナーメッセージ、ハードかなあ、強すぎるかなあとも思ったのですが、
福島の人たちを前にしたら、とても原発に対して「未来」を感じられないよね、と思い、この言葉にしました。
私も座り込みにいきたい!
マスターは、ちょうど東京へライブに行くので、ギターを持ってかけつけるよ!!
原発にとどめを!!
素敵な激布ができました。また先方から連絡がきたらお知らせしますね。
マスターの話、聞きたいです!
「原発にとどめを!」かっこいいフレーズです。