佐渡の和菓子屋さん・しまやが大好きな私。
このブログでも何度か紹介させてもらいました。
このたび、ひょんなことがきっかけで(この”ひょん”なことについてはまたいつか)
しまやの社長さんにお会いすることになり、話の流れから
工場を見学させてもらえることになりました。
心の中はもう大興奮!
あの、しまやさんの工場に社長さんの解説付きで入れるのですから。
色々とお話を聞いた中で、「これはすごい!」と思えたものの最たるものは、
やはりあんこが自家製であること!ということでしょう。
これがどれくらいすごいことなのか、というと中々わかりにくい部分もあると思います。
あんこは自家製なのが当たり前なのではないの?と。
私もそう思っていました。
しかし、現在
日本のほとんどの和菓子屋さんは(あの和菓子の聖地・京都でさえも)
あんこ屋さん、と呼ばれるあんこだけを製造している工場に発注し、
それを使って和菓子を作っているのだそうです。
そのあんこ屋さんの小豆も必ずしも国産とは言い切れず、
さらに暮らしの手帖によると、小豆とは違うお豆と使ってあんこを作っている
工場もあるのだそうです。
社長さん曰く「新潟では90%以上のお店があんこ屋さんに発注して」おり、
「佐渡であんこを自分の店で作っているのは、しまやと両津にあるもう一軒だけ」
だそうです。
あずきからこしあんを作る手間暇を考えると、工場に発注することで
うくコストは莫大なものでしょう。
素人の私から見ても、こしあんを作ることは時間もコストもかかります。
でも、それをせずにしまやは、あんこを作り続けることでしまやの味を守り続けているのです。
文字にすれば簡単なことですが、今の世の中では本当に難しいことだろうと思います。
「お金の勘定で動いている人ではない」のだということが、このひとつだけでもわかります。
さらに、小豆の100%が佐渡産!
しまやは地元・佐渡を大切にすることを、お菓子つくりのコンセプトのひとつにしていますが
まさにこれこそ、その最たるものでしょう。
「農協に話をして、佐渡中の小豆を俺んところによこせっちゃ。使こうてやるから」と(笑)
話したのだそうです。
「わざわざ船で佐渡の外にもって行くよりも、こっちに回したほうが船賃もいらんしな」とも。
それでも、次の年の6月には佐渡産小豆は全部使い切ってしまうので
仕方なくその年の収穫期まで北海道産の小豆を使っているのだそうです。
他にも、さらりとすごいこと(ばかり)を話してくれました。
すぐ実行、すでに実行されているから説得力があり、胸にじんときます。
(すでにファンですが)ますますファンになってしまいました。
「損得で動いちゃいけない」と社長さんは言いました。
すでに実行している人は当たり前のことのように言えることですが、
(そこがかっこいい)これもまた難しいこと、というよりも
できる人のほうが少ないことのひとつでしょう。
でも損得勘定とは全く違うレベルの部分で「素晴らしいこと」は発生し、
世の中を回り、私のような人間を幸せな気持ちにさせてくれるのでしょうね。
しまやさんは、お菓子の甘さとはまた違うトコロで、
幸せにさせてくれました。
このブログでも何度か紹介させてもらいました。
このたび、ひょんなことがきっかけで(この”ひょん”なことについてはまたいつか)
しまやの社長さんにお会いすることになり、話の流れから
工場を見学させてもらえることになりました。
心の中はもう大興奮!
あの、しまやさんの工場に社長さんの解説付きで入れるのですから。
色々とお話を聞いた中で、「これはすごい!」と思えたものの最たるものは、
やはりあんこが自家製であること!ということでしょう。
これがどれくらいすごいことなのか、というと中々わかりにくい部分もあると思います。
あんこは自家製なのが当たり前なのではないの?と。
私もそう思っていました。
しかし、現在
日本のほとんどの和菓子屋さんは(あの和菓子の聖地・京都でさえも)
あんこ屋さん、と呼ばれるあんこだけを製造している工場に発注し、
それを使って和菓子を作っているのだそうです。
そのあんこ屋さんの小豆も必ずしも国産とは言い切れず、
さらに暮らしの手帖によると、小豆とは違うお豆と使ってあんこを作っている
工場もあるのだそうです。
社長さん曰く「新潟では90%以上のお店があんこ屋さんに発注して」おり、
「佐渡であんこを自分の店で作っているのは、しまやと両津にあるもう一軒だけ」
だそうです。
あずきからこしあんを作る手間暇を考えると、工場に発注することで
うくコストは莫大なものでしょう。
素人の私から見ても、こしあんを作ることは時間もコストもかかります。
でも、それをせずにしまやは、あんこを作り続けることでしまやの味を守り続けているのです。
文字にすれば簡単なことですが、今の世の中では本当に難しいことだろうと思います。
「お金の勘定で動いている人ではない」のだということが、このひとつだけでもわかります。
さらに、小豆の100%が佐渡産!
しまやは地元・佐渡を大切にすることを、お菓子つくりのコンセプトのひとつにしていますが
まさにこれこそ、その最たるものでしょう。
「農協に話をして、佐渡中の小豆を俺んところによこせっちゃ。使こうてやるから」と(笑)
話したのだそうです。
「わざわざ船で佐渡の外にもって行くよりも、こっちに回したほうが船賃もいらんしな」とも。
それでも、次の年の6月には佐渡産小豆は全部使い切ってしまうので
仕方なくその年の収穫期まで北海道産の小豆を使っているのだそうです。
他にも、さらりとすごいこと(ばかり)を話してくれました。
すぐ実行、すでに実行されているから説得力があり、胸にじんときます。
(すでにファンですが)ますますファンになってしまいました。
「損得で動いちゃいけない」と社長さんは言いました。
すでに実行している人は当たり前のことのように言えることですが、
(そこがかっこいい)これもまた難しいこと、というよりも
できる人のほうが少ないことのひとつでしょう。
でも損得勘定とは全く違うレベルの部分で「素晴らしいこと」は発生し、
世の中を回り、私のような人間を幸せな気持ちにさせてくれるのでしょうね。
しまやさんは、お菓子の甘さとはまた違うトコロで、
幸せにさせてくれました。
しまやのお菓子、子供の頃食べたシュークリームは皆「しまや」だったように記憶しています。
(今ふと思い出したのですが、中川製パンもお菓子作ってませんでしたっけ?)
小豆の話、まさに「地産地消」ですね!
この言葉、このブログで始めて覚えました。
現在は、主人の仕事の都合でアメリカはミシガンにいますが、私も微力ながら地元に貢献できるかな~と
ファーマーズマーケット(朝市のようなもの)
でちまちまと買い物しています。
しまやのお菓子・・社長さんには申し訳ないけれども、島外に出ていろいろおいしいものを食べると、口が肥えてしまって、
地元に帰って、しまやのお菓子を見ても
何だか物足りなく感じていたけれども、
今度帰ったら、ぜひ買って食べよう!!!という気
になりました。^^
しまやの社長さんの人柄にひかれます。来年実家に帰ったとき、土産店見てみますね。
年に2回くらい、実家から手作りの「こしあん」が宅急便で届くのですが、いつも作るの大変だろうに・・・と親の気持ちに感謝してます。
昔から変わらない味で、元気でいてくれるってありがたいと思います。
ファーマーズマーケットも地産地消の代名詞のような存在ですね。小規模生産小規模消費、昔ながらのやり方が今更ながら注目されているのも、それが難しくなっているからなのでしょうね。
しまやの味、きっと懐かしいと思いますよ。
中川製パンもお菓子、色々作っていますね。
私が息子にそれができるかどうか、微妙です(笑)
手間隙をおしまないご両親なのですね。
すばらしい。
しまやはお店での購入がいいですよ~。いろんな種類のものがありますよ~。
実際商売してる人がこの言葉を言えるなんて、
すごいことですね。
佐渡に行く機会があったら、ここのお菓子、
絶対食べてみたいな~。
でも本当にこの社長さんは、損得で動いていない人だなあ、と思ってしまえるくらいの有言実行の方でしたよ~。
佐渡にきたら食べてみてください。ぜひ。