ぐっときたチョコレートパンのパッケージ

私はかわいいパッケージが大好きな人間です。
海外の日用雑貨のパッケージだけを集めた本を買ってしまうほどの
パッケージ好きです。

「じゃあジャケ買いするの？」と言われると実は微妙ですが
今回ジャケ買いしてしまいました。

中川製パンのチョコレートパン！（89円）

このレトロさ、これは今デザインしようと思って
つくりだせるデザインではありません。
まさに40年前のテイスト！シンプルさにひそむ可愛さ！
私は自分の仕事の中でも、このシンプルさをだしたいと思いつつ
いまだにこれをだせずにいます。
「シンプル」で勝負することが、たまにこわかったりもするのです。


最近60年代のデザインの復刻版のグッズや食べ物が
大手会社から発売されていますが、これは限定版ではありません。
まさに60年の頃からずっと、普通に売られ続けてきたのです。
このパッケージのまんま。

それもすごいなあ、と。
佐渡はワンダーランド。こういう単純パンを変わらず買い続ける
「お得意さん」が沢山いるんですね。

にもかかわらず、中川製パンはほぼ毎月のように新商品をだしている
すごいパン屋さんです。
先月はだんご３兄弟（古い…）をもじった、兄弟パンなるものを作っていました。
今月は、デニッシュにクリームをのっけたクリームデニッシュなるものを
新販売するようです。

下は1個40円くらいの低価格パンから、
上は1個150円はするような高価格パンまで。

これぞ一般市民の味方といえるパン屋でしょう。

味？
チョコレートパンに関していえば、そうね、
モントンのチョコバターみたいな濃厚なチョコクリームが入っていました。
値段相応なお味でした。