目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

ドジョウ研修会なるものに参加してきました

2006年08月31日 | ぷち農作業
ドジョウを10㌔3500円で買い取ってくれる、と聞いたら
あなたは育ててみたくなりますか?

お米が10㌔3000円の時代です。
これはかなりの高値といえるでしょう。

しかもこれは人が食べるものでなく、お朱鷺様が食べるもの。
だから言っちゃえば味は気にしなくてもいい、というお得つき。

現在トキセンターで育てている
朱鷺のエサのドジョウは、お江戸の築地で10㌔4000円で購入しているそうです。
(送料別)
人様も食べられる最高級品です。
当然出費はかさむわけで、
佐渡のあちこちでおかれている朱鷺募金箱のお金も
食費にまわっているところが多いと思います。
確か1000万円単位で食費がかかっているとか、いないとか。

佐渡でドジョウを育てなくては


珍しく、素晴らしいことを佐渡市が考え出しました。
てなわけで、ドジョウを育ててくれる人を育成しようと
今年の6月から、研修会なるものが佐渡市主催で行われています。
私はどちらかといえば取材のノリ。
それでも一日通しで参加させていただきました。

よい研修会でした。
ドジョウを島内で実際に育てている場所、3箇所に実際に見に行き
専門家の細かい話を聞き、
実際にすくって、習性を確かめる。
ちょっとしたエコツーリズムです。

ドジョウがすめる場所は、他にも沢山の生き物がすむ豊かな場所。
みずすまし、やらミジンコやらが山のようにおりました。
その一方で

がーん

となってしまったのは、奇形のドジョウがいたこと。
見た目、めちゃくちゃ豊かなのですが
「この上に集落がありますね」という
言葉に象徴されるように
生活排水(主に合成洗剤だといっていました)に含まれる
環境ホルモンの影響で、奇形のドジョウが産まれる
結果になってしまっているようです。

いや~、新聞では見たけど初めてみた!
奇形ドジョウ。佐渡にもいるんだあ。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
気づくべき時がきているんですねえ。



追伸:
ドジョウ研修会は3回目も予定されているそうです。
興味のある方は佐渡市の朱鷺推進室にお問い合わせくださいね。




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