時々無償に食べたくなるおかず、っていうもの誰にでもあると思います。
私の場合は「いごねり」です。佐渡人だなあ、と思います(笑)
「いごねり」とは、
いご草という海藻をお鍋で溶けるまで煮て、それをバットに入れて固め、酢醤油などを
かけて食べるもので、佐渡の郷土食であり、代表的なみやげものでもあります。
作り方も材料も、トコロテンをイメージするとわかりやすいと思います。
自分で作ろうと思うと、豆腐並みに手間がかかる食べ物なので、大抵市販のものを買ってきています。
小さい頃は全国津々浦々どこにでもある食べ物だと思っていましたが、
九州地方と佐渡くらいしかない料理らしく、その事実を知った時は「へえ~」と
軽く驚きました。
九州地方の伝統食「おきゅうと」が北前船を伝って伝承されたというのが定説ですが、
何故佐渡だけ?とも思います。北前船は他の地域にも停泊したはずなのに。
海藻がとれるきれいな海、食べ物が沢山必要とされた時代背景など、
理由は結果論としていくらでも想像できますが、私としてはやはりそこに
「佐渡の文化背景のすごさ」的なものを入れたくなります(笑)
北前船が運んできた文化を、余すところなく吸収した部分なんかを。
さて、いごねりの味はといえば、
実際のところ(言っちゃあ何ですが)そんなに美味しいものではありません。
海藻を煮て固めたものですから、いご草の香りがほんのりと香る程度で
強い旨味成分があるわけではありません。
でも、これが時々食べたくなる!何故なんだろう、と今も思います。
さりげなく目立たない、でも実はすごく手間がかかっていて食べ物が最終的には
一番心に残る食べ物になるのかもしれませんね。
油揚げは集落の豆腐屋さんに勤めている方から、余ったものをもらったのを
3日3晩ストーブの上で煮ふくめたもの。
とことん和食なご飯が最近のメニューの中で2人のベストヒットな食事でした。
ああ~、日本人だなあ。
私の場合は「いごねり」です。佐渡人だなあ、と思います(笑)
「いごねり」とは、
いご草という海藻をお鍋で溶けるまで煮て、それをバットに入れて固め、酢醤油などを
かけて食べるもので、佐渡の郷土食であり、代表的なみやげものでもあります。
作り方も材料も、トコロテンをイメージするとわかりやすいと思います。
自分で作ろうと思うと、豆腐並みに手間がかかる食べ物なので、大抵市販のものを買ってきています。
小さい頃は全国津々浦々どこにでもある食べ物だと思っていましたが、
九州地方と佐渡くらいしかない料理らしく、その事実を知った時は「へえ~」と
軽く驚きました。
九州地方の伝統食「おきゅうと」が北前船を伝って伝承されたというのが定説ですが、
何故佐渡だけ?とも思います。北前船は他の地域にも停泊したはずなのに。
海藻がとれるきれいな海、食べ物が沢山必要とされた時代背景など、
理由は結果論としていくらでも想像できますが、私としてはやはりそこに
「佐渡の文化背景のすごさ」的なものを入れたくなります(笑)
北前船が運んできた文化を、余すところなく吸収した部分なんかを。
さて、いごねりの味はといえば、
実際のところ(言っちゃあ何ですが)そんなに美味しいものではありません。
海藻を煮て固めたものですから、いご草の香りがほんのりと香る程度で
強い旨味成分があるわけではありません。
でも、これが時々食べたくなる!何故なんだろう、と今も思います。
さりげなく目立たない、でも実はすごく手間がかかっていて食べ物が最終的には
一番心に残る食べ物になるのかもしれませんね。
油揚げは集落の豆腐屋さんに勤めている方から、余ったものをもらったのを
3日3晩ストーブの上で煮ふくめたもの。
とことん和食なご飯が最近のメニューの中で2人のベストヒットな食事でした。
ああ~、日本人だなあ。
もちろん、家でも食べますけど、子どもの舌には美味しいものではなかったです。大人の味。
きっと少々お高めかもしれませんが、ちょっと故郷の味が懐かしくなった時なんかに足をのばしてみるといいかもしれませんね。
コメント、ありがとうございます。
御徒町の松坂屋近くの「池なんとか」という海鮮のスーパーとか表参道にある新潟県のアンテナショップでも売っていると思うけど・・・
ま、東京、埼玉、千葉、小田原あたりで開かれる物産展で確実に手に入りますが
島内の老舗が毎日送っているところがあるはずですよ。
ちなみに私は千葉県生まれですが子供の頃には千葉でもエゴネリと言う名前で食べた記憶があります。
今は佐渡に住んでいて、食いたい放題食べてます(^_^)
気づかない人が多いのは嬉しいな(笑)私だけではないようだ。
佐渡の物産展が東京である時なんかはでているらしいけれど、しょっちゅうありそうはないねえ。
でも一度食べてみたいです。
おきゅうとの由来はわからないのですけど、こちらも中々ユニークな名前ですね。
毎日食べるならばその食べ方も変化があってよいかもしれませんが、たまに食べる時は正統派でいきたいかな(笑)沢根はいつでも買うことのできるお店があるからよいですね~。
いごねり食べたい!
それだけは、何でもあるトウキョウでも手に入らないよ(笑)
いごべりは全国的なものかと思ってたら、旦那にいごねりの話をしても通じないので「?」と調べた所、新潟どころか、サド限定だったんだよね~
実家ではしょっちゅう出てたので、気付きませんした。
今は佐渡に帰ったときにしか食べられないのが残念だけど。
おきゅうと、一度買ったことありますが、いごねりの方が好きだなぁと思いました。
おきゅうとの名前、ずっと不思議に思っていたのですが、このブログで問題解決し、すっきりしました~(笑)!!
たしかに、そんなにびっくりするほど美味しい物ではないですよね。でも食べたくなる(笑)結果、美味しいって事なんですかね。
以前、島外に住む親戚が家に来た時、夕食にいごねり出したんです。そしたらマヨネーズかけて食べてました。なんて勿体無い・・なんて思ってたら、結構まわりでもマヨネーズ派が多いみたいで。
僕は永遠の「ネギ、醤油派」ですけどね。