野菜苗たちへのメンテナンス＜ネキリムシ対策＞

ちょっと見にくい画像ですが、オクラの苗です。
これから伸びる幼苗で、１番やっかいな害虫がネキリムシなのですが
それがここ最近の雨で、発生するようになりました。

大豆やエンドウ豆にもでる害虫で、茎をハサミで切ったようにポキっと
折ってしまう、にっくき害虫です。
これにやられてしまうと、もうどんな薬を使っても新芽はでません。
新芽ごとポキッですから。
切った後の切り口を見ると、虫とは思えない見事さです。
（去年育てた豆類は皆ネキリムシにやられてしまいました）


お豆の類を作っている農家の方には、本当に大敵で、このネキリムシ対策のために
「１度だけだけど…」といって薬を使うことを申し訳なさそうに言っていた
農家の方もいらっしゃいました。


そのネキリムシ対策に、ドクダミがよいと書いてある本を読み、
早速試してみました。
本当ならば「ドクダミを乾燥させた粉と小麦粉・米ぬか・水を混ぜた団子を作ってまく」
らしいのですが、面倒なので（笑）
「ドクダミをおくだけでも効果がある」とも書いてあったので、
それでやっています。
生葉が効果があるようで、しおれたら効果はないのだとか。
２列分だけのオクラ苗ですが、効果があったらまたお知らせしますね。


このことが書かれた自然農薬の本は、大正生まれの百姓の方が
1989年にだした本で、今に至るまで48版も刷っているロングセラーの本です。
（たまたま入った古い本屋さんで見つけたのですが、ホントよい買い物でした）

大抵の害虫に対して、効果のある植物が書かれていて、
言葉にし難いほどの、自然の奥深さを感じさせてくれます。

いつか機会があったら、またご紹介したいです。