断捨離をしているお話＜目指せゼロウエイスト＞−４ー

引き続き断捨離のハナシです。ご容赦くださいませ。

ゼロウエイストな暮らしを目指したいと思いつつ、そのためには「モノを手離すことが必要」なのだという
ことを実感している日々でございます。

さて、手離したもののひとつ。
これは実は私の中でかなり大きなウエイトを占めていました。

それは「フェリシモの通販」

画像も、かなり強く一目惚れして買ったスカートだったのです。
（…でも自分には着こなせなかった。）

大好きな通販会社でした。
会社名が「千趣会」であり、カタログ名が「はいせんす絵本」だった
高校生の頃からのおつきあいでした。

２０年以上、同じ通販会社のカタログを読み続け、その中から商品を選んで
買い続けていたんですね。

それってすごいことだと、つくづく思います。

生活必需品ではないものばかりなのに、
買わせる技術をふんだんに持っていた会社さんでした。


カタログがとにかくかっこよくて、
見ていて楽しいものだったのが、購入継続の一番の理由でした。

買わなくても、見ているだけで楽しかった。

でもそこが落とし穴思考だったのですね。

気に入れば、欲しくなる。
自分のモノにしたくなる。


それ、人情ですね。（特に女性の）

読ませる力を持っているカタログが次から次へと届いてくるんです。
すごいです。
すごいですよ、デザイナーの方々の力量。
私にも千分の一でもいいから欲しかった…

そうして、注文した数々の商品。
実は今だから告白しますが…

かつては

届いたその日に梱包を開封することが、
なかったデス。


何故か？

フェリシモは、商品が届くのが遅くて（注文してもすぐには届かない形式。
次月注文分に回されるので、
タイミングによっては注文してから一ヶ月以上待つことも）


商品が届いた時には、熱がさめている


ということが、とても多かったのです。
今思い返すと、箱が届くと、ため息していたこともあったような気がします。

そして、開封が遅いと、どうなるかというと、

次回商品締切が遅れてしまい、手続きが間に合わずに、
同じ系統の商品が、送られてくる。



この手を何回もやっていました。
梱包されないままの商品が何個も積上っているっていうことも
実は少なからずありました。
当然、最後には料金支払わなくてはならず、万単位の料金を何度も払っていました。

そこで自問です。
何年もフェリシモ会員やってきた人間がはじめて、こんな自問をしましたよ！


「商品が届くまでの何日かで、熱がさめてしまう商品って、
本当に欲しいものだったのだろうか？？」

「（よく考え）いや、たぶん熱烈に欲しいものではなかったと思う」

「それでも（安くない商品を）買ってしまうのは、どうして？」

「カタログの魅力に吸い寄せられていたんだと思う」

「それなら、カタログはもう送ってもらわなければいいんじゃないか？」

「でも、カタログみるの楽しいんだよね」

「そう楽しいんだよね～♪（珍しく同調するもうひとりの自分）」

「でもカタログ捨てられなくて、いろんな場所に積んでしまって、
部屋の中乱雑になるんだよね…。」

「それこそカタログの中の清潔できれいな部屋とは
大違いになっちゃうんだよね」

「やめたら？」
「でもカタログが…」
「でも部屋が…」
「いらない商品で…」



幾十もの悪循環のような自問自答を繰り返し、

「フェリシモやめよう」

この結論に至るまで、かなりの時間を要しました。
そして、その間にもカタログは何度も送られてきました。

だけど、ついに、フェリシモから脱することに成功しました。

支払いを完全にチャラにして
（過払い金があって、それを払ってもらうのに、書類や銀行口座を提出する必要があった）

「もうフェリシモの商品は買わない！高いし！」
と決めてから、約３年（もっとかな？）購入していないので、
結果だしました。

だけど、フェリシモすごいね。
何度でもカタログ送ってくれるんですよ。（単純に３年分。）
今なら３０００円購入で送料無料！っていう見出しと共に。

そしてやっぱり魅力的な商品がね、あるんですよ。
そしてやっぱり欲しくなる（笑）

でも今は、買わないであろう自信があります。
同レベルでもっと安いものが、きっと探せばあるだろう、と思うので。

自分は今まで、そうしたものを探す努力も怠っていたんだろうなあ、と
思います。

フェリシモさんには学ばせてもらいました。
感謝です。



本当に愚痴っぽくってごめんなさいね。…で続く