息子が大好きな絵本は山ほどありますが、そんな中でも
文字通りぼろぼろになるほど読んでくれたのが、この本。
「ヨーヨーのちょこっと猫つまみ」 池田あきこ著・ スターツ出版
ダヤンシリーズで有名な池田あきこの、ちょっと幻化していた絵本です。
(今は文庫が再版されたようです)
猫が暮らす島イルガット島で、海猫亭なる料理屋をひらくヨーヨーという名前の
猫が季節ごとに料理をしていく様子をつづった絵本です。
私が大学生の時に買った絵本で、
1歳半の息子向けの絵本とは全然いえないのですが(笑)意外なことにものすごく気に入っています。
しかししかし、こうした本は、作りがそんなには頑丈ではないですし、
子どもの絵本の扱い方は、大人では想像もできないくらいに乱暴です。
いつもばさばさっ!豪快にページをめくっていきます。
連日、何百回と読んでいるうちに
背表紙から、どんどん用紙がはずれていきました。
それでも、だましだまし読んでいるうちに、
完全にばらばらになってしまいました!
本がバラバラになる、こんなことがあるのですねえ。
初めての経験です。
一日に必ず「よーよー(読んで)」と言うくらいに大好きな絵本。
新しいものを買うなんてもったいない、だけど1ページずつセロテープで修繕するのもスマートじゃないなあ…。
「よし!」
少し頑張って補修することにしました。
中央図書館の司書さんに本の直し方を簡単に教わり、
やってみました。
1,まず、全部のページを一枚ずつはがしていきます。
2,表紙の裏の用紙も、できるだけきれいにはがします。
(この後、この用紙も新しくして、糊付けします)
3,ページをきれいにそろえ、側面を糊付けし、強いクリップで糊付け
して、完全に乾くまで一日おきます。
(本用のボンドもあるそうなのですが、我が家では普通の木工用ボンドを使いました)
4,表紙の裏と、裏表紙の裏にはりつける用紙を用意する。
(表紙の大きさに併せて用紙を切り取る。どんな用紙でもいいそうなので
包装紙と、ヨーヨーシリーズの原稿を切り抜いてみました)
5,一日乾燥させて完全にかわいたら、クリップをはずす。
6,背表紙の部分と、5の背表紙の部分がぴったりあうようにあわせて
両面テープをはって、あわせる。
7,クリップをつけて一日おく。(重しをしてもOK)
8,できあがり。
助走期間含め、1週間以上かけてできた、お直し絵本はちょっと感慨深く、
自分で作った本のような愛着がわきました。
これでもうしばらく読み続けられます。
「はいどうぞ。たくさん読んでね」
1週間以上おあずけされていた絵本を手にとった息子は、
すごく嬉しそうな顔をしてくれました。
「どうもありがとう」
文字通りぼろぼろになるほど読んでくれたのが、この本。
「ヨーヨーのちょこっと猫つまみ」 池田あきこ著・ スターツ出版
ダヤンシリーズで有名な池田あきこの、ちょっと幻化していた絵本です。
(今は文庫が再版されたようです)
猫が暮らす島イルガット島で、海猫亭なる料理屋をひらくヨーヨーという名前の
猫が季節ごとに料理をしていく様子をつづった絵本です。
私が大学生の時に買った絵本で、
1歳半の息子向けの絵本とは全然いえないのですが(笑)意外なことにものすごく気に入っています。
しかししかし、こうした本は、作りがそんなには頑丈ではないですし、
子どもの絵本の扱い方は、大人では想像もできないくらいに乱暴です。
いつもばさばさっ!豪快にページをめくっていきます。
連日、何百回と読んでいるうちに
背表紙から、どんどん用紙がはずれていきました。
それでも、だましだまし読んでいるうちに、
完全にばらばらになってしまいました!
本がバラバラになる、こんなことがあるのですねえ。
初めての経験です。
一日に必ず「よーよー(読んで)」と言うくらいに大好きな絵本。
新しいものを買うなんてもったいない、だけど1ページずつセロテープで修繕するのもスマートじゃないなあ…。
「よし!」
少し頑張って補修することにしました。
中央図書館の司書さんに本の直し方を簡単に教わり、
やってみました。
1,まず、全部のページを一枚ずつはがしていきます。
2,表紙の裏の用紙も、できるだけきれいにはがします。
(この後、この用紙も新しくして、糊付けします)
3,ページをきれいにそろえ、側面を糊付けし、強いクリップで糊付け
して、完全に乾くまで一日おきます。
(本用のボンドもあるそうなのですが、我が家では普通の木工用ボンドを使いました)
4,表紙の裏と、裏表紙の裏にはりつける用紙を用意する。
(表紙の大きさに併せて用紙を切り取る。どんな用紙でもいいそうなので
包装紙と、ヨーヨーシリーズの原稿を切り抜いてみました)
5,一日乾燥させて完全にかわいたら、クリップをはずす。
6,背表紙の部分と、5の背表紙の部分がぴったりあうようにあわせて
両面テープをはって、あわせる。
7,クリップをつけて一日おく。(重しをしてもOK)
8,できあがり。
助走期間含め、1週間以上かけてできた、お直し絵本はちょっと感慨深く、
自分で作った本のような愛着がわきました。
これでもうしばらく読み続けられます。
「はいどうぞ。たくさん読んでね」
1週間以上おあずけされていた絵本を手にとった息子は、
すごく嬉しそうな顔をしてくれました。
「どうもありがとう」
20代のはじめ、新宿のミロードでダヤンの文鎮(金・銀)を一目ぼれして買ったことがあります。今でも家にありますが、それから池田さんの本も気になって持っているのは2冊くらいかな。
そういやマグカップもダヤンだ~っ(笑)!
「ヨーヨー・・・」色がカラフルでいいですね。今度見つけたら手にしてみようと思います。
大切な本はいつまでも手元に置いておきたいもんね!自分で本を直せるってすごい!
新宿のみろーど店も何度足を運んだことか…。
ダヤンの文鎮もいいですねえ。私もお皿やエプロン、カレンダーとそろえたことがあります。
使い込んでしまって壊れてしまったのがほとんどですが(笑)
ダヤンの喫茶店も新宿にできたらしくて、一度足を運んでみたいと思っています。
思えば、私も本のほうはほとんど持っていません。1冊か2冊程度。
ヨーヨーの本は本当に一瞬しか姿を見せなかったシリーズです。知っている人どれくらいいるかなあ。
本は手間さえかければ案外簡単に直せるということを知りました。壊れたら是非(笑)