目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

昔話の挿絵?

2007年12月08日 | ただのイラスト
締め切りがせめっております。足音をたててやってきています。

そんな中、イラストを描いています。
小さな情報枠に書いた佐渡の民話の挿絵です。
情報枠も小さいけれど、20枠も書くとなるとネタはあれども、
時間がなくなってしまいます。

時間がないので一筆描きです。
人と猿の大きさのバランスもとれていません。
クワのつもりが、何だか槌みたくなってしまいました。
でもスキャンしちゃっています。
笑いはとれたので、GOサインだしちゃいました。
こんなイラスト、滅多に描きません。

種まき猿のお話、佐渡の人はほとんど知っているのでしょうか?
私はこちらに戻ってきてから知りました。

佐渡の一番高い山の金北山(きんぽくさん、と呼びます)には
春になると、積雪が解けた模様が「種をまいている猿」の形に浮かび上がります。

今回、書いた民話はそれにまつわるものです。
大雪の冬にお腹をすかした猿が百姓に「ご飯をくれ」(命令形(笑))と
頼みにきたのだそうで、その猿にご飯をあげたお礼に、
春になったら苗代をまく時期を教えてやろう、というお話。

最初、この種まき猿の話を聞いた時は「ナバホのインディアンみたいな話だなあ」なんて感激したものです。

この猿は特に神様っていう位置づけではないけれど、神様っぽい雰囲気ですね。
偉そうなところとかが(笑)

佐渡は神様のるつぼなので、どんな神様でもおわします。
八百万の神様の祠もそこら中にあるし、地蔵尊もいます。
庚申様もいるけれど、七福神もちゃんとある。
さらに八十八箇所めぐりもできるんだから神様のデパートのようです。

ご利益?
気づかないくらいがちょうどよい加減に、いただいている、
というところではないでしょうか。


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2 コメント

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Unknown (Gomao mama)
2007-12-08 20:00:05
種まき猿の話し知ってます!
でも実際金北山を見ると、どれが猿?どこ?
といった具合になりよく分かりません。
来年の春が待ち遠しいです。
返信する
Unknown (Gomao mamaさんへ)
2007-12-09 08:33:43
そうなんですよ。私もそうなんです。
でも知ったのは今年の春すぎてたから「もう見えないよ」って言われちゃいました。
次号のエスライフでは、私が撮ったものではないですが種まき猿の写真が掲載されるのですが、それを見ても「???」なのです。
もうすでに星座の世界?
返信する

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