目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

大豆の選別とはこんな作業

2007年12月06日 | ぷち農作業
昨日は島外脱出して色々打ち合わせしていました。いろんな行事や仕事、天候の関係もあって、しなければ~と思っていた大豆の選別が後手後手になっていました。
選別作業とは、ふるいの中にサヤからだしたお豆を入れて、
われたり虫に食われていたりする豆を手でとっていく地味で地道な作業です。

その途中の画像をパチリ。
これでだいたい4/5くらい選別終わっていますが、それでも虫食いのお豆が
くっきりと見えると思います。

この後さらに(早くて)10分~(遅くて)30分くらいはチマチマと虫食いお豆をとっていきます。最終段階ということもあって結構楽しい作業です。
これでまた半分くらいお豆が減っていきます(!)
びっくりでしょ?でしょ?(笑)半分近くが捨てられてしまうのですから。

きれいになったお豆だけをホーローの保存鍋にいれて、おおよそ5キロくらいの
大豆がとれました。え?
あんなに大きな畑に作ったのに、たったの5キロですか!(自分つっこみ)

お豆は無農薬のお豆を知人に販売している方に良心的価格で引き取ってもらう
約束をしていたのですが、1キロ400円のひきとりでこれもまたびっくり!

わかってはいるんですよ、良心価格だということは。
でもでも、良心的価格でこれですよ。
10キロでも4千円!
100キロでも4万円です!もし「日本人の食生活に大切だから」と無農薬大豆だけで生きていこうとしたら一年の収入が4万円! 月3333円・・・。
汗だくになって、あんなにしんどい思いをしても年4万円! 
・・・これって強制労働並では?
黒豆はもう少し高く売れるらしいのですが、白大豆はあまり譲ってくれる人が
少ないのだと、買い取ってくれる人が言っていました。


「農業は作っているときは楽しくて、売るときは腹が立つ因果な商売」と、
雑誌の「暮らしの手帖」に農家の方の声として書いてありましたが、
笑ってしまうほどに納得してしまいました。

「来年は、売らないで自分たちの味噌作る分を作ろう・・・」と一致しました。

海外のフェアトレードも大切だけど、国内のフェアトレードも大事だね!と
思う今日この頃です。






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2 コメント

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Unknown (ayako)
2007-12-06 20:48:28
家も以前、梅を出荷してみたのですが、
10袋出して250円くらいでした(笑)

毎日毎日、梅を一つずつグラム数はかったり、
出荷用の袋を買いに行ったり、大変だったのですが、
その値段の安さにはびっくり。。

それ以後出荷せず、お世話になった方々に
差し上げています。
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Unknown (ayakoさんへ)
2007-12-08 10:05:07
10袋で250円!な、なんと!我が家よりもはるかにひどいですね。ケタがひとつ違う!
古本屋じゃあるまいし!って怒りたくなってしまいますね。でも私達の食事ってこうした農家の人の「犠牲」の上に成り立っているんですね~。
もし食料の完全なフェアトレードが成立してしまったら、満足にご飯も食べられなくなるくらい高額になって、おいそれと外食もできなくなってしまいますね~。
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