柏崎原発の1号機、東京電力が再開を申し入れしてきました。
(4/17新潟日報より)
国の「安全上の問題はない」とする評価は確定しています。
「国が安全といっているのだから、早く許可してください」と
東電が柏崎市や刈羽村にプレッシャーをかけているのです。
強くなるプレッシャーに対し、建っている原発はなんともかわいそうな
くらいよぼよぼです。
原発は変わらず活断層の上に立ったままです。
私の手元にある「柏崎刈羽原発反対の会」からの会報には
なかなか安心材料が見つかりません。
原子炉の設備は老朽化が進んでいるにも関わらず新設はせず、
さらに人身ミスに火災は、「何故?」というくらいに続発しています。
(せめて耐震強度をあげてくれ~と言いたいのですが…。
何もしないで大丈夫と言い続けているだけでは安心できません)
毎度のことながら本当に恐ろしい判断が
住民を無視しながら、次から次へとなされているなあ、と感じます。
今年2月の新聞では、
柏崎刈羽、福島第一、第二原発で30箇所もの配線接続ミスが見つかり、
放射性物質を含む水が18ヶ所で放出されていたという報道がありました。
それに対し、国は「厳重注意」のみ。甘いなあ、と思います。
何故、こんなにも事故が起こっているのに完全な「営業停止」にしないのかと
思います。ほんの少しの放射能漏れで様々な生き物への
何世代も続く影響があるというのに熟考がなされていません。
原発が建設されている場所は大抵が漁業や農業が盛んな地域です。
刈羽柏崎なら桃、六ヶ所ならホタテや長いも、という具合に。
その食品は都会にも運ばれて、多くの人に食べられているのですから
新潟に住んでいないからといって、決して無関係ではいられないはず
なのです。
さらに、喫煙が厳禁とされている放射線管理区域で、多数のたばこの吸殻が
発見されたともいいます。
国から柏崎市と刈羽村に約36億円もの原発立地特別交付金が
でることになり命をお金で買う構図が見えてさらにおそろしくなりました。
鳩山首相は、今後「温暖化対策」として、原発十数基を新増設する、
という矛盾した計画をしめしています。
すでに国内に55基もある原発。
電力需要が2年連続で減少している(電気事業連合会より前年より3%減)
中での、これ以上の増設は意味あることだとはいえません。
「二酸化炭素をださない」という嘘を前面に掲げながら、
増設を唱えるのは、経済のためというよりももっともっと別の意図が
感じられます。
フランスからのプルトニウム輸送、MOX輸送、高速増殖炉「もんじゅ」の
試運転再開検討…、
どんどん濃い放射能物質、
原爆の材料になる材料が、日本国内に入り込み、作られている理由は
本当に「電力のため」だけでしょうか。
そんなこと考えながら、日がくれる山の頂を見つつ、
「あきらめないことが大事」と書く、原発反対の会の人の根強い運動に
励まされている今日この頃です。
(4/17新潟日報より)
国の「安全上の問題はない」とする評価は確定しています。
「国が安全といっているのだから、早く許可してください」と
東電が柏崎市や刈羽村にプレッシャーをかけているのです。
強くなるプレッシャーに対し、建っている原発はなんともかわいそうな
くらいよぼよぼです。
原発は変わらず活断層の上に立ったままです。
私の手元にある「柏崎刈羽原発反対の会」からの会報には
なかなか安心材料が見つかりません。
原子炉の設備は老朽化が進んでいるにも関わらず新設はせず、
さらに人身ミスに火災は、「何故?」というくらいに続発しています。
(せめて耐震強度をあげてくれ~と言いたいのですが…。
何もしないで大丈夫と言い続けているだけでは安心できません)
毎度のことながら本当に恐ろしい判断が
住民を無視しながら、次から次へとなされているなあ、と感じます。
今年2月の新聞では、
柏崎刈羽、福島第一、第二原発で30箇所もの配線接続ミスが見つかり、
放射性物質を含む水が18ヶ所で放出されていたという報道がありました。
それに対し、国は「厳重注意」のみ。甘いなあ、と思います。
何故、こんなにも事故が起こっているのに完全な「営業停止」にしないのかと
思います。ほんの少しの放射能漏れで様々な生き物への
何世代も続く影響があるというのに熟考がなされていません。
原発が建設されている場所は大抵が漁業や農業が盛んな地域です。
刈羽柏崎なら桃、六ヶ所ならホタテや長いも、という具合に。
その食品は都会にも運ばれて、多くの人に食べられているのですから
新潟に住んでいないからといって、決して無関係ではいられないはず
なのです。
さらに、喫煙が厳禁とされている放射線管理区域で、多数のたばこの吸殻が
発見されたともいいます。
国から柏崎市と刈羽村に約36億円もの原発立地特別交付金が
でることになり命をお金で買う構図が見えてさらにおそろしくなりました。
鳩山首相は、今後「温暖化対策」として、原発十数基を新増設する、
という矛盾した計画をしめしています。
すでに国内に55基もある原発。
電力需要が2年連続で減少している(電気事業連合会より前年より3%減)
中での、これ以上の増設は意味あることだとはいえません。
「二酸化炭素をださない」という嘘を前面に掲げながら、
増設を唱えるのは、経済のためというよりももっともっと別の意図が
感じられます。
フランスからのプルトニウム輸送、MOX輸送、高速増殖炉「もんじゅ」の
試運転再開検討…、
どんどん濃い放射能物質、
原爆の材料になる材料が、日本国内に入り込み、作られている理由は
本当に「電力のため」だけでしょうか。
そんなこと考えながら、日がくれる山の頂を見つつ、
「あきらめないことが大事」と書く、原発反対の会の人の根強い運動に
励まされている今日この頃です。
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