久々に山の下へ親子3人で昼食を食べに行きました。
ここは新鮮な魚介類を使って、一食500円の安価で食べさせてくれるおすすめの居酒屋。
そこで見た久々のテレビは、鳩山内閣の米軍普天間移設についての
ニュースが流れていて、
討論番組を展開するほどの「大問題」っぽい雰囲気でした。
番組は「鳩山内閣は「移設」の問題を先送りにすることを表明し、
そのことに対しアメリカ側(米軍)は怒りを見せているという。
日米関係やいかに!」大まかにいえばこんな感じの論説でした。
この沖縄の米軍基地移設問題は、13年も前から問題になっているもの。
移設場所に指定されている沖縄・辺野古(へのこ)の海は、
様々な種類のサンゴや希少なクマノミ、
ジュゴンなど多様な動植物によって構成される生態系を有していて、
絶滅危惧種の宝庫ともいえるような地域。
それゆえに、国内外の環境団体による多くの反対運動が展開されてきました。
だけど、特徴的なのはこの反対運動が、環境団体のみによるものでなく
地元の沖縄の人による強い反対があること、
建設に対し、沖縄のオジイ、オバアによる座り込みまでに展開する強い反対運動が
この問題を13年にも及ぶ長いものにしていたでしょう。
私自身は活動には関わってはいませんでしたが、
大きな環境団体(WWFやグリーンピースなど)が関わり、
活動内容を大々的に報じていたために、その存在は知っていました。
番組の中では「沖縄の人の民意を尊重する」という鳩山首相の言葉が
放映されていましたが、
自民党の議員は「沖縄の民意を尊重するならば、沖縄の防衛という点で尊重すべき」と言っていました。
この問題を先延ばしすることによって「日米関係の悪化」だけを
ひたすらに懸念するテレビ側の番組の作り方は、
アメリカへの強い傾倒に思えました。
現内閣への批判はあってもかまわないのですが、情報の流し方が公平ではないなあという印象です。
前述した沖縄の地元民が関わる反対運動という「大きな」問題は全く放映、
議論の論点にされていませんでしたが、
個人的な意見として、こうした意見を無視するべきではないなあと思います。
だって、地元が反対している一番の理由なんですから。そこのところは。
そういう意味でも、この番組は公平さを欠いているなあ、と思いますが、
なにせ全国テレビですからねえ。
おそらく、このような「理由」を放映することで国民の声が
移設反対に傾くことを恐れている、
そんなテレビ側の意図が透けて見えるように思えました。
政治の中で環境問題がもってきにくい、というのは日本特有の傾向です。
でも、この建設によって「種の絶滅」がかかっているという点は
日本中で現在流行っている「環境問題(=エコ)」レベルのものではないと思います。
「種の絶滅」というものがどれくらい恐ろしいものかという認識、
その認識があれば、絶滅種に対して政治が入り込み、建設が先延ばしになるのは
決して理解しがたいことではない思うのです。
さらに、民主党は「在日米軍基地のあり方についても見直しの方向」と
マニフェストに掲げ、そのマニフェストを実現しようとしているのだから、
それは国民に受け入れられてもいいはずなのですが、
アメリカ側の強い姿勢に対して屈するように、という流れを感じる
「日本の」マスコミの姿勢は懸命ではないなあ、と思います。
開発中心かつアメリカ傾倒な番組のつくりかたは、
これから旧式になりつつあるのではないかな、と思う今日この頃です。
ここは新鮮な魚介類を使って、一食500円の安価で食べさせてくれるおすすめの居酒屋。
そこで見た久々のテレビは、鳩山内閣の米軍普天間移設についての
ニュースが流れていて、
討論番組を展開するほどの「大問題」っぽい雰囲気でした。
番組は「鳩山内閣は「移設」の問題を先送りにすることを表明し、
そのことに対しアメリカ側(米軍)は怒りを見せているという。
日米関係やいかに!」大まかにいえばこんな感じの論説でした。
この沖縄の米軍基地移設問題は、13年も前から問題になっているもの。
移設場所に指定されている沖縄・辺野古(へのこ)の海は、
様々な種類のサンゴや希少なクマノミ、
ジュゴンなど多様な動植物によって構成される生態系を有していて、
絶滅危惧種の宝庫ともいえるような地域。
それゆえに、国内外の環境団体による多くの反対運動が展開されてきました。
だけど、特徴的なのはこの反対運動が、環境団体のみによるものでなく
地元の沖縄の人による強い反対があること、
建設に対し、沖縄のオジイ、オバアによる座り込みまでに展開する強い反対運動が
この問題を13年にも及ぶ長いものにしていたでしょう。
私自身は活動には関わってはいませんでしたが、
大きな環境団体(WWFやグリーンピースなど)が関わり、
活動内容を大々的に報じていたために、その存在は知っていました。
番組の中では「沖縄の人の民意を尊重する」という鳩山首相の言葉が
放映されていましたが、
自民党の議員は「沖縄の民意を尊重するならば、沖縄の防衛という点で尊重すべき」と言っていました。
この問題を先延ばしすることによって「日米関係の悪化」だけを
ひたすらに懸念するテレビ側の番組の作り方は、
アメリカへの強い傾倒に思えました。
現内閣への批判はあってもかまわないのですが、情報の流し方が公平ではないなあという印象です。
前述した沖縄の地元民が関わる反対運動という「大きな」問題は全く放映、
議論の論点にされていませんでしたが、
個人的な意見として、こうした意見を無視するべきではないなあと思います。
だって、地元が反対している一番の理由なんですから。そこのところは。
そういう意味でも、この番組は公平さを欠いているなあ、と思いますが、
なにせ全国テレビですからねえ。
おそらく、このような「理由」を放映することで国民の声が
移設反対に傾くことを恐れている、
そんなテレビ側の意図が透けて見えるように思えました。
政治の中で環境問題がもってきにくい、というのは日本特有の傾向です。
でも、この建設によって「種の絶滅」がかかっているという点は
日本中で現在流行っている「環境問題(=エコ)」レベルのものではないと思います。
「種の絶滅」というものがどれくらい恐ろしいものかという認識、
その認識があれば、絶滅種に対して政治が入り込み、建設が先延ばしになるのは
決して理解しがたいことではない思うのです。
さらに、民主党は「在日米軍基地のあり方についても見直しの方向」と
マニフェストに掲げ、そのマニフェストを実現しようとしているのだから、
それは国民に受け入れられてもいいはずなのですが、
アメリカ側の強い姿勢に対して屈するように、という流れを感じる
「日本の」マスコミの姿勢は懸命ではないなあ、と思います。
開発中心かつアメリカ傾倒な番組のつくりかたは、
これから旧式になりつつあるのではないかな、と思う今日この頃です。
ジュゴンの棲む自然豊かな宝の海を
基地のために埋め立ててしまうなんて
なんておろかな事をしようとしているんだろう
ただ目先の事しか視野に入っていないのだなって感じます。
本当に大切なこと
見失ってしまってるのね
だからこそ
本当に大事な事をしっかり考えて
思い出していきたいです。
私は大阪でジュゴン保護キャンペーンセンターで活動しています。
よかったらご覧下さいね。
http://www.sdcc.jp/
移設問題への決定が遅れているために鳩山首相の支持率が低下しているそうですね。
ジュゴンのことはおそらく何も報道されないと思いますが、水面下でもこうした活動が少しでも広がってくれることを願わずにいられません。ネット署名に参加させてもらいました。
達成率が10%に満たないのは残念ですね。
広がりますようにと念じています。
http://www.shomei.tv/project-1384.html