やめるとなると、俄然愛着がわいてしまうのは人の身勝手なところですね。
それからというものしょっちゅう、買いに行っています。
行くと大抵、奥からでてきて
「これから焼くけどいい?」と聞かれます。
いいですよ、というと、それから『お店の準備』を始めます。
バケツに入った生地を持ってきたり、カーテンを開けたり、あんこのフタをあけたりしだします。
それから、バーナーに火をつけるのです。
申し訳ないなあ、という気持ちはあまりないのです。
お店のおばちゃんは、ぶっちょう顔だけれど、迷惑そうな顔ではないですから。
(佐渡の人はすぐに顔にだす、口にもでるけれど)
たまに話もします。
「昔はそれこそ佐渡高校の生徒が学校帰りに、一個ずつ買ってくれて
歩きながら食べてくれたものだし、この道にも買い物をする人がよく通ったね。」
「だけど、今は皆買い物は車だし、バスもここを素通りするだけだからね。
生徒ももう寄らなくなってしまった。」
人通りが全くなくなったことは否めない。
通るとしても、通り道に使うだけで、買い物のためではなくなった通りです。
でもおいしいんですよ、この大判焼きは。
40年間焼き続けた大判焼き。
そのまんま朽ちさせるのは本当にもったいない、と思うのは私の勝手なんでしょうね。
この日は2つの大判焼きを焼いてもらいました。
鉄板には、本当に頼まれただけの2個分の大判焼き。
この鉄板一杯に、大判焼きが焼かれていたこともあっただろうに。
佐渡・佐和田、佐高通りの真ん中にある金森菓子舗の大判焼きは
ちょこっと甘い大判焼きがウリです。
どうぞ召し上がれ。
それからというものしょっちゅう、買いに行っています。
行くと大抵、奥からでてきて
「これから焼くけどいい?」と聞かれます。
いいですよ、というと、それから『お店の準備』を始めます。
バケツに入った生地を持ってきたり、カーテンを開けたり、あんこのフタをあけたりしだします。
それから、バーナーに火をつけるのです。
申し訳ないなあ、という気持ちはあまりないのです。
お店のおばちゃんは、ぶっちょう顔だけれど、迷惑そうな顔ではないですから。
(佐渡の人はすぐに顔にだす、口にもでるけれど)
たまに話もします。
「昔はそれこそ佐渡高校の生徒が学校帰りに、一個ずつ買ってくれて
歩きながら食べてくれたものだし、この道にも買い物をする人がよく通ったね。」
「だけど、今は皆買い物は車だし、バスもここを素通りするだけだからね。
生徒ももう寄らなくなってしまった。」
人通りが全くなくなったことは否めない。
通るとしても、通り道に使うだけで、買い物のためではなくなった通りです。
でもおいしいんですよ、この大判焼きは。
40年間焼き続けた大判焼き。
そのまんま朽ちさせるのは本当にもったいない、と思うのは私の勝手なんでしょうね。
この日は2つの大判焼きを焼いてもらいました。
鉄板には、本当に頼まれただけの2個分の大判焼き。
この鉄板一杯に、大判焼きが焼かれていたこともあっただろうに。
佐渡・佐和田、佐高通りの真ん中にある金森菓子舗の大判焼きは
ちょこっと甘い大判焼きがウリです。
どうぞ召し上がれ。
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