目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

きっといちばん効果的な方法

2010年06月26日 | えこな記事
●我が家の堆肥は、最近は2日で1キロ。
●まずは山羊に食べてもらい、

●そのフンと、食べ残した草を混ぜ合わせて堆肥にする作業にかかります。

…そろそろ作業しないとなあ。
ええ、自分を奮起させるために書いているっていうのもあるんですよ。


さて、
温暖化対策にいちばん効果的で、(ある意味)いちばんお金がかからなくて、
いちばん現実的な方法って何でしょう?

電気自動車購入への税金導入より!
官民一体となったクールビズより!
地方自治体が進めているレジ袋有料化よりも 効果的!!(テレビショッピングな口調で)


それが生ゴミの堆肥化!です!!

全国にある1400ヶ所あるごみ焼却炉によって、排出されるCo2は
なんと!年間1000万トン。

数値だけ言われるとピンときませんが、
これは京都議定書の日本が削減することが義務とされている数値の約2割です。

堆肥化を進めれば、一気に20%も削減できるのですから
クールビスの比ではありません!


生ゴミは、そのほとんどが水分だから燃やして処理しようとすると、
他のゴミより燃料を喰うので、トンあたり8万円と高額な処理費用がかかります。

しかししかし、生ゴミ堆肥化ならそのお値段の半額ですむ、という
素晴らしさ。


焼却炉産業が進んでいるために、あまり生ゴミ堆肥化をすすめたくないという
行政の思惑があるという声もあるそうですが、
個人でやる分には、そんなの何も気にしなくてもよいのです。


生ゴミの堆肥化には、苦労を伴うという声も多く聞かれます。

でもあえて言うならば、

ここまで、差し迫っている温暖化の環境問題に対して、「何も動かずに」
解決を他人任せ(行政にせよ、企業にせよ)にするのは、
すごくおそろしい結果を招くことを早めてしまうようで、「こわいなあ」
というのが自分自身の正直な気持ちです。
現状を無視できない私は臆病なんですね、きっと。


温暖化で北極の氷が溶ける、という話はよく聞かれる話ですが、
そこに住むホッキョクグマが、住み場を失い、餌をなくし、共食いを
はじめている事態が観測されたと聞きました。

「その映像は残酷なものだった」と知人が言っていました。

堆肥化は少し苦労を伴うようですが、その分「やったぜ!」感も強く、
実際貢献度も高いです。

そういう理由で、堆肥化にすることをはじめるという人も少ないと
思いますが、やっていますよ、そんな人間も、ここに一人。

…ということをお伝えしたくて、書いてみました。


環境問題は解決できない問題ではないんだよね、実際のところ。

そんな風に思う今日この頃。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笹団子、ひも結びがやっとで... | トップ | かきたいくらいすきなもの展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えこな記事」カテゴリの最新記事