目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

たい焼き作ってくれました

2010年12月31日 | いただきます!
ダンナがたい焼きを作ってくれました。

妻も息子も寝静まってから、そそそと起き、
何日も前から、夜半の台所で、生地の配合の研究を重ねていました。


夜半過ぎのたい焼き試作品試食の後。何故かナイフとフォークで食べた跡が・・・


朝起きると、冷蔵庫には、配合のレシピが貼られていました。

「重曹とベーキングパウダーを一緒に入れたけれども、重曹だけのほうがいい」とか
「水と牛乳を混ぜてやってみたけれども、パリッとした触感をだしたいなら水だけのほうがいい」



と、やると、こりだす性分は健在で、
私みたいに、粉も水も適当に混ぜるだけのお菓子作りとは、雲泥の差です。



行列ができるたいやき屋さんで、バイトをしていたことのあるダンナ。


佐渡のとある骨董品屋さんで、味のあるたい焼き型を見つけた私は即購入し(500円也)

うきうき気分で

「これで美味しいたい焼き、焼いて!」

と(無責任に)おねだりしたのでした。



持ち手は木製、たい焼きの型の部分は鉄でできた、雰囲気のあるたい焼き型。
一度に2匹焼くことができます。


ぱかっとあけると、こんな感じ。

大きさは、一般的なたい焼きに比べると、随分小さいですが、
1匹分としてはこれで充分です。
骨董品屋さんの親父さんも
「最近のたい焼きはバカでかい。これくらいがちょうどいいんだ」と言っていました。


さて、

慣れない型での悪戦苦闘の末、




できました~

台所中に広がる甘いにおい。
焼きあがったたい焼きをお皿にのっける時の、カランという音。
その瞬間もわっと立ち上る湯気。
出来立ての瞬間だけの、パリッとした皮の感触。


全てがご馳走です。



外で雪かき遊びをしていた息子は、わくわく気分で、父ちゃんの手元を見ています。

買ったものをあげるのとは違う、胸躍るわくわく感をあげられているような気持ちがします。
嬉しいなあ。


ダンナも、たい焼きを次々とほおばる息子に


「母ちゃんでなく、ばあちゃんでなく、父ちゃんが作ったたい焼きを食べれる
2歳児なんてそういないぞ」

と豪語していました。
とても嬉しそうに。

ダンナも、これをしてあげられたことが嬉しかったんだな。
私は嬉しいと思って、それをしてくれたことが嬉しい。


ダンナよ、愛のこもったたい焼きをどうもありがとう。






このたい焼きは、神棚(臨時設置)の仏様にもそなえられました。
本物の鯛をそなえられないところが、貧乏な我が家らしいですね。

「神社の係りやって覚えたけど、魚をお供えするときは、腹をお互いにあわせるんだよ」と
ダンナが真剣に教えてくれました。

信心深いのか浅いのか、よくわからない我が家に、お正月な1クリックを↓





コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ごまおママさんへ)
2011-01-10 20:19:07
おお!買っちゃいましたか!ツタヤかな(笑)
ジャムにハム、いいですね。
ヨーロッパな感じですね。ブランチにもなりそうですね。おいしそう~。
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Unknown (ごまおママ)
2011-01-08 19:35:15
ついに、たい焼き器買っちゃいました!
中身はジャム、ハムとみそだれの2種類。なかなか良かったですよ。
返信する
Unknown (ごまおママさんへ)
2011-01-08 13:21:15
あけましておめでとうございます。
遅くなコメント返しで申し訳ありません。
たい焼き、今はやりなのでしょうか。
アメリカでも売られているそうですよ。たい焼き機。ごまおママさんの作られたたい焼き、かなりうまそうです。
そっちも食べたい~。
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Unknown (ごまおママ)
2011-01-02 12:18:57
明けましておめでとうございます。本年もブログ楽しみにしております。
記事を拝見してびっくり。私も最近たい焼きを、家で作ってみたいな思ってたところなんです。
味のあるたい焼き器、ご主人こだわりの生地。いいなー。
返信する

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