日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

僕の場合は悔いが残る

2008-07-17 | 自己啓発
野茂英雄選手が引退を表明しました。
トルネード投法で日本国中はおろか全世界中を虜にした選手です。
大リーグでノーヒットノーランを達成するなど
日本人が大リーグで渡り合える事を身をもって教えてくれました。
村上雅則さん以来の大リーガーは
近年の日本人大リーガーの先駆者としての大きな役割を担ってくれました。

まさに「侍」という言葉が似合う朴訥とした選手でした。
一昔前なら「男は黙ってサッポロビール」のコマーシャルを
地で行ったような感じでしょう。

その侍「野茂英雄」の現役引退の最後の言葉
「僕の場合は悔いが残る」
道を極める者だけが言える言葉です。
一生懸命に野球に打ち込んできたからこそ
その先にある理想に一歩でも近づきたい。
なんだか身体も心も震えるような言葉です。

自分が引退するときに
そんなこだわりを持っていられるなんて
なんて素敵なんだろうと思います。

お疲れ様でした。
そして、今度は後進の育成にご尽力ください。
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生業としての事業

2008-07-17 | つれづれ
ドキッとする言葉を投げかけられました。
「日本の企業数の減少のトリックに誤魔化されてはいけない。
日本の企業数には生業としての事業所数が含まれていることを忘れてはいけない。」というものでした。

日本の企業数は1986年の532万社を頂点に
二十年後の2006年には421万社にまで激減しています。
その減少の大部分が中小企業です。

私はこの数字を見て日本の中小企業の置かれている現状を憂慮していました。
しかし、今日私の考えの一部に誤りがあることを思い知らされました。

この謎解きをしてくれたのは大武健一郎元国税庁長官です。
日本の企業数には生きるための事業
即ち食べるために行なう農業のような企業が相当数含まれている。
農業は事業としての日本の過去からの立場があり
人と異なった事をしたら村八分にされるなどの歴史がある。
その歴史の線上に日本の中小企業の経営者がたくさん居る。
そんな中での中小企業の減少は倒産や廃業にだけ
その原因を見出す事は難しいかもしれない。
そんな事を仰いました。

確かに最近の起業家の方には諦めの早い方が多くなっています。
一説には新規起業者の5年生存率は10%程度という話も有ります。
しっかりした計画を持って起業される一部の方を除いて
私がお会いする起業家の方達の無計画性は驚かされることが多々あります。
それほど、日本人には隣の人と同じ事をするのが美徳とされる農業の
経営者意識が根底にあるようです。

スタグフレーションの恐怖が叫ばれる今日
自らの力で打開しようという気構えが必要なようです。
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