日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

実るほど・・・

2008-07-18 | 他人のフリ見て我が身を正す
昔の事を言うと笑われるかもしれません。
私が小さい頃は両親や祖父母から色々な事を教えて貰った記憶が有ります。
なぜか思い出されるのが
祖父と入ったお風呂(茹で上がるまで出してもらえなかったり、ゴシゴシ洗うタオルの生地が痛かった…。)
それに今は小さくなってしまいましたが
小さな私には大きく深い父親の懐
そして、布団の中で色々と言い含めてくれた母親の匂いのようなもの…。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
誰の句だったかは覚えていませんが
特に母の口から何度も聞いた様に思います。
もしも人の上に立つ事があっても絶対に偉そうにしてはいけない。
何もしていなくても周囲は、偉そうに思うのだから…。
時々胸に手を当ててその言葉を思い出します。

「実るほど…」
そんな言葉を思い出させられる一場面に遭遇しました。
やくざの世界でも組長が一番腰が低く堅気に見えると言います。
大会社の社長もまた然りです。
どちらかというと中途半端な立場の人の方が
どこまでふんぞり返るの?という位にふんぞり返ったりします。

相手が愛想で色々話しかけてくれているにも拘らず
気に入らないというその感情だけで怒りに身を任せる…。
勿論、その愛想をしてくれた人は立つ瀬がありません。
何もそんな事まで言わなくてもという感じです。

元々育ってきた環境のせいかもしれませんが
その人に非がある訳でも無いのに
愛想を尽くしてくれる人に食って掛かる事は私には出来ません。
言われた当人もまさにハトが豆鉄砲を食った感じでした。

小さな頃に言われた言葉ですが
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
その思いを忘れたくは無いものです。

コメント
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