日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ほら見たか!

2011-12-11 | 他人のフリ見て我が身を正す
誰も得をしない値下げ競争

業界最大手組のかっぱ寿司が安売り競争を後悔しているようです。

まさに「ほら見たか!」という感じです。
この流れが全産業に伝わってくれる事を祈念してやみません。

記者の眼 値下げという「麻薬」を断つ勇気 「安くないと売れない」の思い込みを捨てる企業(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

大手企業でさえ瀕死の重傷になる値下げ合戦。
特にファストフード業界は、青息吐息です。
それでもなお続ける値下げ競争。
誰が見ても「痛々しい」としか映らないマヌケな戦略です。

私たち日本はデフレの波に包まれています。
このデフレの波は「中国に近づこう」「東南アジアに近づこう」という作用によるものです。
こんな事をしていても誰も喜ばないのは分かっているのに
お隣中国を見てみれば日本の何十分の一の人件費でモノを作っています。
東南アジアにしても然りです。

中国も東南アジアも日本の水準の近付きつつある為にインフレが進行します。
日本のそれは中国東南アジアに近づこうとするからデフレが進行してしまうのです。

こんな時こそ私たち日本人は知恵を持っている筈です。
携帯電話に見る「ガラパゴス化」です。
不必要なほどの高付加価値化です。
高付加価値にしてその分高く値段設定をする。

絶対に安売りはしない!

この意気込みが欲しいものですね。
そうしないとカッパの頭のお皿が乾いちゃいますよね(*^^)v
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甘えていますのシグナル

2011-12-11 | つれづれ
満80歳を超えたお父様が嘆かれていました。
「自分が悪いのは分かっているが私が何とかしようとすればするほど息子が働かなくなる。
自分が居なく(寿命を全うする)なった後のことを考えると心配だらけで…。」

親は子のためには何でもやってやろうと思うものです。
どんな犠牲も払おうと思っているものです。
ひょっとすると犠牲だなんて全く考えてもいないとも思います。

しかし、それが子の立場になると
親は子のために犠牲を払うのは当たり前
親は子を養う義務がある
俺が食べられない状況だから支援するのは当たり前
自分(親)の財産はいずれ俺のもの、今から使ったって罰は当たらない
そんな気持ちを持っていたりします。

人は甘えさせられれば甘えさせられるほどもっと甘える動物です。
常にもっと楽しいこと
もっと楽なこと
そんなことばかり考える動物です。

二十歳前ならいざ知らず
40歳、50歳になってもいまだ親の脛(すね)を齧(かじ)る
そんな事がおかしな事だと自覚できるようになって欲しいものです。
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