一日で2社の意見聴取と別件の意見聴取後の顛末の伝達がありました。
意見聴取とは
所得税や法人税の申告に添付した添付書面(税理士の決算証明)により
税務署担当官が申告書に疑義がある場合に関与先へ税務調査に入る前に
申告代理した税理士に問い合わせをし、
疑義が無くなった場合には納税者に直接税務調査に入ること無く
申告是認(問題が無かったと表明する事)をするという制度です。
本日午前中
県内某税務署の法人税部門で2社の意見聴取がありました。
結論から言うと
2社とも法人税の申告について疑義が無くなったので申告是認という事になりました。
担当官は「一度に2社の意見聴取をして申し訳ありません。」という物腰柔らかな質問のスタートでした。
そして、申告内容で不明な点や日常の弊社の関与形態、私の関わり方などについて
詳細に確認されました。
その中での担当官の一言
「決算後の売上計上漏れや仕入れの計上漏れが申告書で調理(加減算)してあると
本当によく内容を確認してもらえているという事が分かり有難いです。」
そんな言葉をいただきました。
更にもう1社では
「赤字をそのままストレートに決算書に表現して貰っているので信憑性が高いです。
金融機関に出すとか入札に使うとか言って無理やり黒字にするような決算を組んでいない事は
本当にお客さまの為の会計をして頂いている事が伺えます。」
そんな言葉を頂きました。
結果は冒頭の通り申告是認となり
「今日中に是認通知を郵送させて貰います。」
という言葉をお土産に帰ってきました。
そして午後
兼ねてから懸案の県内某税務署担当官からの電話です。
結果は、「実地調査見送り」という伝達だったのですが
いまいちスッキリしない内容の伝達でした。
数か月前に意見聴取したにもかかわらず意見聴取で確認した段階でOKを表明した勘定科目について
意見聴取の翌日「意見聴取では疑義が晴れなかったから実地調査に移りたい」と言って来たのです。
今回の申し出は意見聴取そのものを形骸化するものとの認識で
「一度疑義が無くなった科目について税務調査に移行するという事は
意見聴取制度そのものの形骸化に繋がるので絶対に受け入れられない。
国税局を撒き込んでも構わないので議論させて欲しいと言ってその在り方を確認しようと思ったのです。
しかし、今回は申告是認ではなく「実地調査見送り」という通達で有り
釈然としない結論になっています。
私たち税理士じゃないと出来ない書面添付
そして私たち税理士しか受けられない意見聴取
しっかりと育て上げて行きたいものです。
意見聴取とは
所得税や法人税の申告に添付した添付書面(税理士の決算証明)により
税務署担当官が申告書に疑義がある場合に関与先へ税務調査に入る前に
申告代理した税理士に問い合わせをし、
疑義が無くなった場合には納税者に直接税務調査に入ること無く
申告是認(問題が無かったと表明する事)をするという制度です。
本日午前中
県内某税務署の法人税部門で2社の意見聴取がありました。
結論から言うと
2社とも法人税の申告について疑義が無くなったので申告是認という事になりました。
担当官は「一度に2社の意見聴取をして申し訳ありません。」という物腰柔らかな質問のスタートでした。
そして、申告内容で不明な点や日常の弊社の関与形態、私の関わり方などについて
詳細に確認されました。
その中での担当官の一言
「決算後の売上計上漏れや仕入れの計上漏れが申告書で調理(加減算)してあると
本当によく内容を確認してもらえているという事が分かり有難いです。」
そんな言葉をいただきました。
更にもう1社では
「赤字をそのままストレートに決算書に表現して貰っているので信憑性が高いです。
金融機関に出すとか入札に使うとか言って無理やり黒字にするような決算を組んでいない事は
本当にお客さまの為の会計をして頂いている事が伺えます。」
そんな言葉を頂きました。
結果は冒頭の通り申告是認となり
「今日中に是認通知を郵送させて貰います。」
という言葉をお土産に帰ってきました。
そして午後
兼ねてから懸案の県内某税務署担当官からの電話です。
結果は、「実地調査見送り」という伝達だったのですが
いまいちスッキリしない内容の伝達でした。
数か月前に意見聴取したにもかかわらず意見聴取で確認した段階でOKを表明した勘定科目について
意見聴取の翌日「意見聴取では疑義が晴れなかったから実地調査に移りたい」と言って来たのです。
今回の申し出は意見聴取そのものを形骸化するものとの認識で
「一度疑義が無くなった科目について税務調査に移行するという事は
意見聴取制度そのものの形骸化に繋がるので絶対に受け入れられない。
国税局を撒き込んでも構わないので議論させて欲しいと言ってその在り方を確認しようと思ったのです。
しかし、今回は申告是認ではなく「実地調査見送り」という通達で有り
釈然としない結論になっています。
私たち税理士じゃないと出来ない書面添付
そして私たち税理士しか受けられない意見聴取
しっかりと育て上げて行きたいものです。