日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

仕事に人を張り付ける

2017-11-15 | 経営改善
北陸新幹線かがやき号は朝6時に東京駅を出発すると
8時30分には金沢駅へ到着します。

また、午前6時に金沢駅を出発すると
8時30分には東京駅へ到着します。

このダイヤは天変地異が起こった場合以外は
いつも変わらず繰り返される事実です。

たとえ運転手がだれであろうと。。。

そうです。
新人で有ろうと
中堅で有ろうと
ベテランで有ろうと
今日退職する人であろうと
そのダイヤは2時間30分で始発駅から終着駅まで到着するのです。

これが仕事に人を張り付けるということです。
誰が行っても同じ成果を発揮できる状況にする。

とかく生産性が悪いといわれる日本の企業
その大きな理由が「人力(マンパワー)に頼る」ことにあります。

人に頼るからアクシデントに弱い
人に頼るから新人が育たない
そして生産性が一向に高まらない

こんなことを繰り返すのはやめにしたいものです。
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鉱山のカナリヤ

2017-11-15 | 他人のフリ見て我が身を正す
世の中ブラック企業になるまいと必死です。
過重労働をさせたくて経営しているのではありません。
何かがちょっとしたボタンの掛け違いで
大きく理想とかけ離れた結末になっているケースが大方ではないかと思っています。

鉱山のカナリヤという言葉があります。
鉱山にはメタンガスや一酸化炭素が充満していることがある。
四六時中歌を歌っているカナリヤは
それらを感じると途端に歌を歌わなくなることから
鉱山の危険を察知してくれる動物として重宝されたといいます。

現代の企業経営において
過重労働はないでしょうか?
過重な目標設定(ノルマ)はないでしょうか?
会社に出てきて疲弊感しか持てないようになっていないでしょうか?

当のカナリヤは歌い続けるか歌うことをやめるか
そのどちらかしかありません。

ならば周囲が気付いてやるべきです。
そんな環境へ近づかなくてよくなるように。。。
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