驕る中国
日本を学ぶ中国
この二つの中国を接客態度で見る事が出来ました。
あるホテルでのことです。
某祝賀会に参加していた私は、サービスマン(ウーマン)としてあるまじき行為を目撃しました。
そのホテルは金沢市内でも最も高層のホテルであり
同名のホテルが全国展開をしている事を考えても
それなりの格を持つべきホテルだと思っています(もちろん私見です)。
そのようなホテルでの、あるまじき行為とは
椅子から落ちたお客さまのバッグから
荷物が滑り出ているにもかかわらず(お客様は気づいていない様子)
おそらく踏まないようにだと思いますが、そのバッグの所在を確認しながら
そのバッグを跨(また)いで、テーブルの上にご馳走を並べて行ったのです。
そして、その給仕が終わるとまたバッグにチラリと視線を落として
テーブルを離れたのです。
せめてお客さまに声かけをし
バッグが落ちている事を知らせるべきではなかったかと思いますが
残念ながら、そのような行動は取っていませんでした。
サービス業なのに、お客様を大切にする様子が見えなかった事は残念に思うと同時に
その接客サービスをしていた女性こそが中国人であった事は
名札を見れば一目瞭然でした。
私は女性の気持ちは分からないのですが
スカートを履いたまま(履いていないと大変なのですが)で
バッグを跨いで気持ち悪くないのかと思ってしまいます。
そして、別な中国
それは、居酒屋さんで出会った中国人留学生でした。
決して興味半分で声をかけたのではなく
その接客係がニコニコ笑顔をいっぱいにして
たどたどしい日本語で、一生懸命に話しかけてくれて
一生懸命に注文を聞いてくれたので
「中国の人?」と注文を聞きに来た時
ついつい私が効いたのでした。
「はい、私中国人てすぅ。またまた日本語ちょうずじゃありません。」
「学生さん?」
「はい。○○大学に、今年4月に入学しました。日本語ちょっとしか分かりませぇん。」
「そーなんだぁ。でも日本語上手だね。」
「そんなことないてすぅ。ありがとごじぇますぅ。」
なんだかニコニコしながら一生懸命に話をしようとする姿がかわいくて
こちらもニコニコしながら話をしました。
実際には、注文を聞き間違えるわ
精算しようとレジ前に居る私を押し退ける様にしてお皿を運んでいたのですが
その一生懸命さを微笑ましく見ていました。
方やそれなりのホテルでの中国
方や居酒屋での中国
訓練を受けている筈の前者では気分を害し
まだまだ訓練途中の後者では気分良くお店を後にしました。
二つの中国を見せて貰ったように思いますが
結局のところ
日本人でも愛想の良い日本人と愛想の悪い日本人は居るものです。
そんな事を考えると
二つの中国ではなく
二つの性格という事になるのかもしれませんね。
日本を学ぶ中国
この二つの中国を接客態度で見る事が出来ました。
あるホテルでのことです。
某祝賀会に参加していた私は、サービスマン(ウーマン)としてあるまじき行為を目撃しました。
そのホテルは金沢市内でも最も高層のホテルであり
同名のホテルが全国展開をしている事を考えても
それなりの格を持つべきホテルだと思っています(もちろん私見です)。
そのようなホテルでの、あるまじき行為とは
椅子から落ちたお客さまのバッグから
荷物が滑り出ているにもかかわらず(お客様は気づいていない様子)
おそらく踏まないようにだと思いますが、そのバッグの所在を確認しながら
そのバッグを跨(また)いで、テーブルの上にご馳走を並べて行ったのです。
そして、その給仕が終わるとまたバッグにチラリと視線を落として
テーブルを離れたのです。
せめてお客さまに声かけをし
バッグが落ちている事を知らせるべきではなかったかと思いますが
残念ながら、そのような行動は取っていませんでした。
サービス業なのに、お客様を大切にする様子が見えなかった事は残念に思うと同時に
その接客サービスをしていた女性こそが中国人であった事は
名札を見れば一目瞭然でした。
私は女性の気持ちは分からないのですが
スカートを履いたまま(履いていないと大変なのですが)で
バッグを跨いで気持ち悪くないのかと思ってしまいます。
そして、別な中国
それは、居酒屋さんで出会った中国人留学生でした。
決して興味半分で声をかけたのではなく
その接客係がニコニコ笑顔をいっぱいにして
たどたどしい日本語で、一生懸命に話しかけてくれて
一生懸命に注文を聞いてくれたので
「中国の人?」と注文を聞きに来た時
ついつい私が効いたのでした。
「はい、私中国人てすぅ。またまた日本語ちょうずじゃありません。」
「学生さん?」
「はい。○○大学に、今年4月に入学しました。日本語ちょっとしか分かりませぇん。」
「そーなんだぁ。でも日本語上手だね。」
「そんなことないてすぅ。ありがとごじぇますぅ。」
なんだかニコニコしながら一生懸命に話をしようとする姿がかわいくて
こちらもニコニコしながら話をしました。
実際には、注文を聞き間違えるわ
精算しようとレジ前に居る私を押し退ける様にしてお皿を運んでいたのですが
その一生懸命さを微笑ましく見ていました。
方やそれなりのホテルでの中国
方や居酒屋での中国
訓練を受けている筈の前者では気分を害し
まだまだ訓練途中の後者では気分良くお店を後にしました。
二つの中国を見せて貰ったように思いますが
結局のところ
日本人でも愛想の良い日本人と愛想の悪い日本人は居るものです。
そんな事を考えると
二つの中国ではなく
二つの性格という事になるのかもしれませんね。