日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

手厚すぎるからダメになる

2020-10-12 | つれづれ
コロナで生活していけない
そんな人たちが急増しているようです。

生活福祉資金貸付制度の利用が3,000億円を超えたのだとか。。。
この制度は、コロナによって生活が困窮した世帯に対し
月20万円(最大3か月)を貸し付けるというもの。

最大限に利用していると仮定しても
50万世帯が生活困窮でこの資金を借りていることになります。

リーマンショックの時にもこの制度を利用した人たちがたくさんいます。
しかし、リーマンショック後1年間で利用した人の数とでは
なんと11倍という利用額になっています。

この制度を活用すること自体を悪いことと言っているのではありません。
制度は活用すればよいです。
しかし、自分で立ち上がることを忘れてはいけません。
最大限生かしてくれても3か月
その間に生活を立て直す必要があるのです(そうしなければ生きて行けない)

コロナ禍で国民一人当たり10万円ずつ給付を受けました。
9割に近づかんとする事業者が200万円の給付金を受けました。
補助金助成金ジャブジャブに出ています。
それでも立て直すことができない人たちが新たな借り入れ制度を使う。

借りたら返す
この当たり前のことが出来なくなる人たちがたくさんでてきます。

国と地方自治体は無担保無金利最長5年間据え置きの融資を事業者に出しました。
この制度を利用して生き残ろうとする多くの事業者にしても
今の状況があと半年1年続くと今回借りた資金を返せない事業者が山積するという予測もあります(そしてそれは事実となります)。

何度でも言います。
いま在る制度は最大限に活用すればよい。
ただそれに頼りきるのではなく自力で生き残る工夫と行動を続ける。

withコロナにそろそろ本腰を入れなければ
本当に借金で身動きできないようになってしまいます。
自問自答してみましょう!
本当に今のままで良いの?って(^^)/

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