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雑記…

ボッチャ県大会で勝敗、交流を

2025年02月16日 | 雑記

障がい者スポーツのひとつとして考案され、パラリンピックの正式競技種目でもあるボッチャ。今や老若男女、健常者や身体が不自由な人も同じコートで技を競い合い、楽しむ人が増えている。2年前から地域の仲間とチームを作り、体験会や交流会に参加していたが今回初めて県大会の予選会に。1月に練習会、3日前の直前練習会を実施。予選勝ち抜いて午後の本大会へと意気込んで臨んだが、残念ながらタイブレイクで初戦敗退。しかし、その後の敗退チーム同士の交流戦では勝利を挙げ、「次につながる」と自画自賛で終えた。今回の予選会・本大会には高校生・大学生、職域団体のチームも数多く参加、競技人口の広がりを実感。もちろん車椅子やランプ(勾配具)を使用の皆さん方も。我がチームも勝ち負けだけでなく、日頃ふれ合うことの少ないそうした方々との貴重な交流を。これからも続けていきたい。

    

      

          


地元のデザインマンホールを見かけて

2025年02月10日 | 雑記

県内の大規模な道路陥没事故が発生して2週間になる。走行中に穴に転落したまま行方不明のトラック運転手の関係者にとってはやり切れない毎日に違いない。多くの人が願っているように一刻も早く、見つけ出してほしい。それにしても破損した下水道管は直径4.8mと大きく、埋設場所も地下10mと深いところ。運転手救出とともに急がれる応急復旧だが、近い時期に下水道管の取り換え工事も必要となろう。こうした高度経済成長時代に整備された社会インフラの上下水道や道路・橋、トンネル。おおむね50年と言われる耐用年数を迎えつつあるという。政府が言う防衛費増税よりも日々の暮らしの安全・安心に目を向けるべきでは。たまたま地元でデザインマンホールを見かけて考えた。

       

 


野菜づくりの援軍「米の精」に期待

2025年02月07日 | 市民農園

市民農園からの案内で先日は客土の配布。雑草や収穫後の野菜くずの処理で少しづつ減っている畑の土。その補充になると思われ、大いに助かる。そして今日は東洋ライスという精米会社の無償提供で有機肥料「米の精」をいただいた。説明によると無洗米に加工する際に取り除かれた”肌ヌカ(とぎ汁の元)”から作られたものとか。有機質100%の肥料で家畜の飼料にもなっており、人が食べても美味しいという。だからネズミに食べられぬよう気を付けてと。最後に、今回の15㎏が送料込み4,500円で販売されていると聞き、びっくり。畑には運ばずに自宅に持ち帰り、大事に保管することにした。強い寒気で強風の畑も来月初めにはジャガイモの種蒔きが始まる。今年の野菜づくりに大いに期待したい。

     

 


冬の日に、じんわりと心温かく『カフネ』

2025年02月05日 | 読書

弟を亡くした主人公の女性と弟の元恋人とのふたりの関係は最初からギクシャク。約束の場所に遅れてやって来た彼女は弁解するどころか、用件を早く済ませてほしいとの事務的な言葉。カーキ色のつなぎ服で目つきの悪い年下の女性、とても深い付き合いは出来ないはずだったのが意外な展開に。彼女が勤める家事代行会社のボランティア活動を手伝うことになる。様々な事情から食事を作ることや掃除も出来ない。その意思も無くした家を訪ね、持参した食材で食事を作り、部屋の掃除を行なう。特に、彼女が作る食事の内容、レパートリーの広さに目を見張る。レシピ付きのクッキング番組を見ているような手際の良さと美味しそうに出来上がった料理の数々。それらを目にし、口に運ぶ人たちの表情に変化のきざし。こうした間に知り得なかった弟の姿や彼女が抱えている事情も。ふたりの心が通わぬまま結末にむかう予感も最後にはタイトル「カフネ」の意味にしばし浸る。ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」とか。冬陽が届く部屋で、じんわりと心温かく読み終えた。もうひとつの収穫は保存食としても彼女が作った卵味噌、早速試してみたい。

     


氷雨を切り裂く埼玉県駅伝

2025年02月02日 | 雑記

2月に入って今日は季節を分ける節分、明日は立春というのに冷たい雨が降る。それでも予報の雪またはみぞれより良いか。回を重ねて92回目となる埼玉県駅伝の選手が疾走する。家からすぐの北鴻巣駅入口は男子の第4中継所、女子の第1中継所。まず隣駅の鴻巣駅東口をスタート地点とした女子の先頭がやって来た。最初の中継所のせいか、2番手以降は固まって来た。そして男子、こちらは遠くさいたま新都心駅前からなので間隔が伸びる。ついに繰り上げスタートで20名近くが一斉に走り出す。その後、タスキを渡す相手がいないまま到着の選手たち。そして最後の選手が全力を出し切った表情で着いて終了。皆さん、大変お疲れ様でした。雨中の観戦と応援の40分余り。身体は冷え切ったが選手らのほとばしる奮闘に元気をもらった。春はそう遠くはない。