晴耕雨読、山

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雑記…

2025年の年明け

2025年01月01日 | 雑記

2025年の初日の出は久しぶりに地元・吹上の荒川河川敷から眺めることに。残念ながら日本一の長さを誇る水管橋は補修工事中のため、それを入れることは出来ない。春にポピー、秋にはコスモスが咲き誇る畑の近くで荒川下流方向に向かってカメラをセット。あわよくば星の景色もと思ったが5時半過ぎ、まだ暗いものの撮ることは断念。東の方向が茜色に染まり始め、土手上や河川敷に集まる大勢の人。寒い中を待っているうちに、ゆっくりと太陽が顔を出し始めた。最近では珍しく、雲ひとつない地平線に初日の出。今年こそ災害の無い年に、そして今なお燃え続ける世界の戦火が消えゆくことを心から願った。

                         

 


今年さいごの市民農園で

2024年12月30日 | 市民農園

いよいよ今年もあと1日となった。市民農園で野菜くずや放置していた支柱の後片付け、整理をする。次に、暑い秋から急激な冬入り、少雨のせいか大きくならなかった野菜類。ダイコン、赤かぶ、ブロッコリーの収穫を。同様に小ぶりなレタス、チンゲンサイ、ホウレンソウも。遅く種を蒔き、寒冷紗や不織布で覆っている葉物野菜類は小さなまま。3か月予報によると1月は例年より寒く、2月は平年並み、3月は暖かいとか。早めの春到来に期待してみるか。玉ねぎの追肥、畑の土起しは年明けに。雨の影響はあまり記憶に無いが、暑さ寒さの気候変動を畑で実感した今年。それでも頑張り、食卓を飾ってくれた野菜たちに感謝。来年は野菜に、そして人にもやさしい天候を望みたい。

    

 


今、この時も!『ガザからの報告 現地で何が起きているのか』

2024年12月28日 | 読書

今年もあとわずか、テレビでは迎える正月準備の様子を映し出している。一方、昨年秋から続くガザの悲劇は終息の兆しが見えないまま2年目を越えようとしている。その連日の報道でも<ガザ住民の一人ひとりの日常生活と生の声伝わってこない>と、現地ジャーナリストのレポートを通して真の姿を伝える。今のパレスチナ社会では、住民の人的な喪失や建物の破壊以上にモラルの崩壊が起きている。ガザには木製の電柱が無いという。それを切って料理を作る薪にするためだ。窃盗の犯罪が蔓延、病院に置かれた遺体からのスマホや財布、靴さえも持ち去られる。そうした倫理とモラルの問題は、攻撃が終わっても未来に深刻な影響を与えるのではと危惧する。避難生活についても、雨が降るとテントの中が水浸しとなり、下水の水も入り込むので感染症と病気が心配。何も持たずに避難してきた子どもたちのために服が必要、食べ物を与えられない、飢餓の状態で息子を殺されたくない。子どもたちのためにも支援をと住民が訴える。そして怒りは、<未曾有の殺戮と破壊、屈辱を強いているのはイスラエル>だが、その引き金を引いたとしてハマスへも向いている。今回の契機となった昨年10月のイスラエルへの「越境攻撃」は「抵抗運動」ではない。イスラエルの占領だけでなく、ハマスの強権支配と暴走にも苦しんできた、と全てではないものの民衆の声も紹介する。確かに難しい問題だ。イスラエルが続けてきた「植民地主義支配・占領」を見過ごせと言うのか、「天井の無い監獄」と言われるガザの生活を受忍しなければならないのか。最後に著者は強く言う<「停戦」の実現が第一歩、ガザ住民の“生きる基盤”の再興、真の「ガザの解放」>さらに、<今の「ジェノサイドからの解放」でなく、問題の根源である「占領からの解放」がない限り、ガザの問題は終わらない>と。自分もそう思う。4万5千人を越えているガザ・パレスチナの犠牲者の7割が女性と子どもという。今朝の新聞で「冬の厳しい寒さで乳児3人が死亡―地中海沿岸の砂の上で避難のテント生活、気温の大幅な低下にも毛布が十分になく」と新たに「イスラエル軍による攻撃で38人が死亡」。もう、一刻の猶予もならない一日も早い停戦を。

    

(下記2枚の写真は本書より転載)

   

      (「パレスチナ子どものキャンペーン」支援募金のチラシ)   

    

                


防犯とXmasコンサート

2024年12月27日 | 雑記

クリスマスの日に防犯の仲間とXmasコンサートに出かけた。男同士でまったく色気ないが、防犯講習会の2部として企画されたイベントの話。その前の1部では、県内や当地における犯罪情報、特に住居侵入盗や自転車盗など生活に身近な犯罪の増加とともに住民の意識次第で減らせること。最近多発している闇バイト強盗事件に関する話などに耳を傾けた。あらためて、一人ひとりの防犯意識と目に見える活動の防犯パトロールが犯罪抑止につながることを再認識した。埼玉県警音楽隊の奏者も兼ねる女性の丁寧な曲の紹介で「赤鼻のトナカイ」から始まって、なつかしの「警察ドラマ・メロディー」、アンコールの「そりすべり」までの10曲。吹奏楽の高らかなひびきに酔いしれたクリスマスだった。そしてこれも忘れずに、警察に相談ごとがあった場合の電話番号は「#9110」。

     

 


冬至過ぎて少しづつ明るい夕方に

2024年12月22日 | 雑記

昨日の冬至を境に昼間の時間が少しづつ長くなってくる。日没時間が日ごとに1分程度遅くなる。逆に日の出の時間は年明けの1月8日まで秒単位ながら遅くなるので僅かな日の長さ。ただ、冬至の日没時間16:32が元旦には16:39となってだんだん夕刻が明るく感じられるのはいいことだ。その元旦の初日の出は5時52分、今年はどこで見ることにしょうか。