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雑記…

今、なお考える『二月二十六日のサクリファイス』

2025年01月17日 | 読書

昭和11年の2月26日に起きた二・二六事件を題材とした内容。事件後、首謀者の一人として拘束された青年将校と取り調べにあたる憲兵との2か月間を濃密に描く。将校の経歴、思想を探るために何人もの関係者からの聞き取りを通して浮かび上がるのは本人の事件との関わりだけではない。当時の社会情勢、陸軍内部の序列人事や派閥抗争、事件の誘発となる事柄があまりに多く存在。そして捜査の憲兵に度重なる妨害や襲撃。真相を暴かれることに困る大きな敵、黒幕がいるのではないか。小説とは言え昭和天皇はじめ実在の人物の考えや行動は、教科書などの表面的な知識に深い刺激を与える。20名近くが死刑となった日本の近代歴史のひとコマ。題名にあるサクリファイス(犠牲)とは誰か、誰のために、何のために。今、なお問題提起に考えてみた。

    


さきたま緑道、今年は「物語」を創る道

2025年01月15日 | ひな人形と花のまち

毎度のウォーキング道、さきたま緑道で手にした『さきたま緑道の彫刻』というタイトルの小冊子。いつも急ぎ足で気がつかなかったが最近置かれたものらしい。この緑道沿いには植栽の樹木にまつわる万葉集の歌碑とともに50の彫刻が並んでいる。長年慣れ親しんだ風景なので足をとめることはあまりない。そのことに表紙をめくると言葉があり<緑道とともに「風景」を創り上げてきた彼らに、私たちが「物語」を創り上げる番です>。そして次のページから、それを誘うように撮られた彫刻群。周囲の緑や田園景色とともに絶妙にフォーカスし、切り撮られている。北風がやんだらペースダウンして歩き、「YOUR STORY」と書かかれた空欄を埋めてみよう。

             

(「街活性室・三島造園共同事業体」発行の上記冊子より転載)

 

 


今年最初の畑へ

2025年01月07日 | 市民農園

正月明け、まだ閑散とした市民農園で今年最初の畑作業。玉ネギの追肥は3月だけだったがテレビの野菜番組で教えられたこの時期も行なうことに。冬の寒さに枯れそうな苗だが毎年こんなもの。植穴に化成肥料をまきながら、頑張って春には元気な顔をと。そして、植えたままで保存中のダイコン、寒冷紗で覆っている小松菜、春菊などの見回りチェック。やはり少しの時間でも吹きさらしの畑は寒い。早々に終えて、収穫したレタスや春菊で今夜は鍋ものを。

      

        

 


しぶんぎ座流星群の流れ星をひとつ

2025年01月05日 | 写真&旅

三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」の極大時刻は3日深夜から明け方。当初予定していた車中泊による秩父での撮影は風邪気味のため中止。自宅周辺に切り替えて3時半起床で準備、外へ出てみると星ひとつ見えない雲り空。5時近くまで自宅内で待機したが変わらず断念。ダメもとで4日の夜、自宅玄関前に三脚を設置してカメラまかせのインターバル撮影。結果は流星ひとつを捉えることができた。10時過ぎの東北東の方角、やや斜め一直線に下方へ。夜空に突然現れ、すーっと流れて消えていく。まさに”流れ星”。前夜の極大時刻1時間に30個くらいの予想も曇り空であれば撮れなかったはず。次回チャンスあれば、三大流星群残りのペルセウス座流星群、ふたご座流星群を肉眼で見つつ、カメラで多くとらえたい。

     

 

 

 

 


駅前イルミネーションも正月モードに

2025年01月02日 | ひな人形と花のまち

去年11月下旬からの地元駅前のイルミネーション。年が明けて、正月の飾付けに灯りがついた。設置作業のときに準備をしていたが、電源コンセントに差し込みせずに置いていたもの。元旦の日に作業したとのこと、新年早々お疲れ様でした。駅の2階から家族連れ3人がしばし佇んで眺めている。「あれっ、『謹賀新年』があるよ」「ほんとだ、昨日まで無かったよね」などの会話を想像してみる。ちょっぴり、灯りの仲間も加わった華やかな光の世界に気持ちもほっこり。地域の方々や駅利用者の皆さん、寒い時期ですが風邪に気をつけてお楽しみください。(点灯は今月24日までの予定)