前日のやさしい雨に諭されてか桜はほぼ満開となった。先日に続く吹上の荒川土手、遠く両神山や秩父の山なみのところどころに霧が湧く。堤を軽快に歩く人たちも楽しそう。花びらに近づいてフォーカス、晴れた日に気品あるこの美しさに逢えて良かった。2日前の星降る夜に応援した桜を遠くから、そして近づいて満開を確認。地元のもうひとつの桜の名所、元荒川河岸は日をあらためて。
前日のやさしい雨に諭されてか桜はほぼ満開となった。先日に続く吹上の荒川土手、遠く両神山や秩父の山なみのところどころに霧が湧く。堤を軽快に歩く人たちも楽しそう。花びらに近づいてフォーカス、晴れた日に気品あるこの美しさに逢えて良かった。2日前の星降る夜に応援した桜を遠くから、そして近づいて満開を確認。地元のもうひとつの桜の名所、元荒川河岸は日をあらためて。
東京の開花から3日遅れで2日前に開花宣言となった当地の桜。様子を探ろうとこの時季のお決まりコース、吹上・荒川土手を歩く。昨日の寒かった雨のせいでびっくりしたのか、ほとんどが蕾。せいぜい1分咲きくらいだろうか。その代わりに菜の花が土手の斜面から河川敷まで黄色く染める。力尽きた老木、遠く雪を被る浅間山に春を誇示するかのようだ。あとは桜の満開、競演が見られるのは1週間先になりそう。
肌寒く感じた朝方の雨も止んで陽が出て、気温も急上昇。久しぶりに吹上の荒川堤防を歩くと菜の花が足元に広がる。それでも、まだまだ。黄色のカーペットが堤防いっぱいに織り込まれるのはもう少し先。その頃には周辺に桜も咲き、春本番の競演が一帯に。今はひと足早い河津桜がコスモスアリーナの遊歩道に咲く。濃いピンクの花びらが青空や菜の花、しだれ柳の若葉などに映える。近づく桜の時季、車の走行メーターも今日で3万キロに。こちらは今週が初回の車検だから、もっと遅い方が良かったが仕方ない。春めく季節、みんな心騒ぐのだ。
春が待ち遠しいこの時季の地元のイベント「鴻巣びっくりひな祭り」が始まった。メイン会場であるJR鴻巣駅隣接のショッピングモール1階には高さ7メートルのピラミッド型のひな壇。31段に飾られているひな人形は1526体とのこと。もう家で飾る機会は無く、1年に一度はここに来て季節の到来を。そして江戸時代から続くという人形のまちに住んでいることを思い出す。天気は良いが北風の冷たい日々。それでも来週はもう三月。体感的には”五寒二温”だがサテライト会場「ひなの里」のある人形町でも歩いてみようか。
鴻巣びっくりひな祭り2023
近くの荒川河川敷の水管橋近く。3月頃という陽気に誘われて歩くと土手の堤に菜の花が数本。まだ目立たないもののところどころで咲き始めていた。来月には一帯を黄色の絨毯で染める春の使者。そのそばの青い小さな花はいぬふぐり。それぞれまだ控えめながら一生懸命に咲く。冬の高気圧が崩れ始め、周期的に天気が変わる予報。今週末には雪が降るということも。寒さのせいか遠く感じていた冬の出口が見えてきたような気がする。
11月に入り、地元の街路樹もすっかり色づいてきた。日中の気温は10月中旬並みという陽気も、さすがに朝夕は寒い。歩くなら日差しが届いているうちにと駅前通りから近隣公園に。続く「さきたま緑道」へと歩を進める。今盛りの紅葉、黄葉、これから衣替えをする葉、常緑樹が重なり合う遊歩道。早々と落ちた葉が靴とじゃれ合ってカサコソと季節の音を。近くでも、ゆっくりと確かに秋の深みに進み行く。
鴻巣市内吹上の荒川河川敷に広がるコスモス畑。先週の土日に祭りは終わったものの見ごろは続いている。夏からの天候不順に心配されたが平年並みの咲き具合。一番多いピンクや白、レモンカラー、オレンジなどの彩りが澄んだ秋空に映える。遠く水管橋まで届くような1000万本のコスモス。去れば静けさが晩秋を連れて来る。間もなく11月、ウォーキングがてら見納めに何度か足を運ぶことにしよう。
地元の吹上・荒川河川敷にこの時期、出現するコスモス畑。咲き始めなのか、天候不順のせいか、まだ全体的にはまばらに咲いている。さまざまな種類のピンクを中心に白、そして黄色は確かキバナコスモスだったような。レモンイエロー色の花はわずか。でも蕾が結構目につくので、これからが楽しみ。今年の「コスモスフェスティバル」は今月の22・23日の土日。そのころには例年どおり、1,000万本の咲き揃う景色をぜひ見たいものだ。
「こうのす花火大会」が4年ぶりに開催された。台風、その後のコロナ禍で3年連続で中止となったため久しぶりにドドーンと響いてくる音。長野県白馬村からのロングドライブ疲れもあったが、自転車に三脚積んで写真撮りに向かう。夕食のビールの酔いもあって人の波をかき分けて進むのが難しく、途中で停めて数枚。超広角レンズだったので花火が小さい。電線も邪魔。早々にあきらめて帰る。来年は準備万端整え、早めに出かけて会場近くで再チャレンジしょう。コロナが収まって世界最大の4尺玉が打ち上げられることを期待して。
真向法の先輩、Aさんから仲間の方と野鳥を撮りためたミニ写真集第2弾の『撮鳥散歩』をいただいた。「天空の里」とは、市内吹上の荒川近くに市が今春に開設したコウノトリ野生復帰センターの愛称名。ここの堤防を毎朝歩き、野鳥が多いことからバードタウンと名付けたらしい。写真集のタイトル”とりとりさんぽ”含め、なかなか味なネーミング。河川敷に咲くポピーやコスモスの風景、時には星の写真を撮りに行くエリアだが、暑い最近はご無沙汰して久しい。涼しい頃合いをみてカメラ手に歩いてみたくなった。”時々散歩”でも、街中ではお目にかかれない鳥たちに出会うことができるだろうか。
「こうのす花まつり」本番の頃はやや寂しかったポピー畑。少し前より荒川河川敷の吹上、馬室の両会場は見ごろとなり、早や終盤を迎えつつある。まつりが過ぎて花の摘み取りも可能となり、花束を抱えた人たちが自由に行き交う。人出も少なった今、そよぐ五月終わりの風が見送りの手を振る。また、来年と。
「こうのす花まつり」の吹上会場は桜の時期に何度も出かけたコスモスアリーナそばの荒川河川敷。遠くに秩父連山を眺め、冬の晴れた日には富士山も眺められるところだ。先日様子見に出かけた川幅日本一近くの馬室会場とほぼ同じで5・6割の開花。数日気温の低い天候不順が続いており、遅れ気味のようだ。そうしたポピーに比べて麦なでしこの威勢がよい。点在する赤やピンクを取り込みながら紫色のベルトが遠く水管橋まで続くように見える。ポピーの満開を眺めにまた訪れよう。
今週土曜日から始まる「こうのす花まつり」の馬室会場を少しのぞきに行った。「川幅日本一」に架かる御成橋を遠くに望む市内の荒川河川敷。日本一の広さを誇るポピー畑に赤やピンク、白の花びらが風にそよぐ。ほぼ満開はオレンジ色の花、カリフォルニア・ポピー。全体的には6・7割程度の開花だろうか。カスミソウのような白い小さな花や青のネモフィラなどニューフェイスも登場して楽しみが増えた。これからしばらく、コスモスアリーナ周辺の吹上会場とともに季節の彩りが競い合う。
桜が終わり、街路樹のハナミズキも早や散る頃に。気温の変動が激しい最近だが今日は平年並みで過ごしやすい。久しぶりに「さきたま緑道」を歩くと頭上に新緑の葉が幾重にも連なる。散歩する人が途絶えたので思わずマスクを外して深呼吸。やさしい木漏れ日、葉緑素のシャワーと、この時季の贅沢を全身で味わう。荒川土手の風景が見たくなって車で吹上に向かう。黄色のカーペットを織り込んでいた一面の菜の花は去り、タンポポが所在無げに点在。ここの主役である水管橋に若葉の樹々が寄り添う。わが町の季節も静かに流れてゆく。
大先輩の知人が渡してくれたのは『鴻巣の野鳥』のパンフレット。市内のどこかで入手したものかと思ったら、何と本人が作ったとのこと。毎朝、仲間とのラジオ体操の後に地元の荒川土手をウォーキングしている。時には撮った野鳥を見せてもらったこともあるが、ここまで熱心に撮り続けているとは知らなかった。田んぼで見かけるシラサギや去年教えてもらったコミミズク。名前だけ知っているトビやカワセミ、そして初めて聞く野鳥がこの鴻巣に生息していることに驚いた。すぐ近くに「天空の里」と名付けられた市のコウノトリ野生復帰センターが今年からオープン。2羽のつがいの子どもたちが地元の空に舞うことをめざしている。何年か後のパンフレットには、放鳥されたコウノトリが”新たな仲間入り”として紹介されるに違いない。そのためにも今の自然環境を大切に守っていきたい。