今日、毎日新聞の科学記者・永山女史による講演会『「はやぶさの贈り物」~7年60億キロの旅を取材して~』を聴いてきた。昨年6月の帰還以前より追いかけてきた熱い語り口とともに感動がよみがえり、大変良かった。狙いを定めて獲物を確保する本物と同じく小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰ったその「はやぶさ」の命名秘話(「アトム」が一番多かったが川口教授らが強く推した)や彼女自身が地球帰還でカプセル回収の現地で撮った「はやぶさ最後の光」の写真、「星空年鑑2011」からのDVDの映写、最後まであきらめない不死鳥との出会いで人生が変わった人々を追った記事の紹介なども良かった。どう関係があるのかと思った東日本大震災の取材を通しての最後の話は、進んだ科学でも予測出来なかったが、「科学と社会、限界と可能性にどう向き合うか」は日本の科学技術の進展に我々も関心を持つことが必要と自分なりに思った。
<早速、さらに理解を深めようと図書館で借りてきた本>
<早速、さらに理解を深めようと図書館で借りてきた本>
