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まだ遅くはない?『野心のすすめ』

2013年11月08日 | 読書

テレビで見かけるその外見と自慢・得意げな言い方、図々しさから、「野心」とは著者そのものでは、と読み始める。その「野心」の意味について、文中で<腹黒かったり身の程知らずであつかましいイメージが先行>しているが、広辞苑の三番目にある「大きな飛躍を望んで、新しいことに大胆に取り組もうとする気持ち」だと言う。そのとおりに自ら切り開いてきた今の地位・名声に至る経験や成功談が続く。今や、売れっ子上流作家・林真理子風の激しい生き方にはついていけないが、日常的な心得として<①時間は二倍に使う②まずはぐっすり眠ってから考える③運の強い、楽しい友人たちと付き合う>は参考になる言葉だ。さらに最後の山登りに例えての話はいい。<平地で遊んでいる人間には一生見えない美しい景色、野心を持って努力した人間だけが知る幸福がそこには・・・(中略)野心という山を登ろうとする心の持ちようで、人生は必ず大きく変わってくる」そして<さあ、山に登ろう!>と終えている。もう遅いか、いや。