2年ぶりぐらいの川島町・越辺川(おっぺがわ)。家からわずか車で30分弱だが寒い冬の早朝、なかなか腰が上がらない。赤城山を予定した朝、喉に少し違和感があったので行先を変更し白鳥の川へ。6時過ぎの川近くの無料駐車場、停めることはできたがすでに10数台の車。近年の人気ぶりをうかがわせる。長靴に履き替え、堤防を越えて近づくうちにヘッドライトは無用となる。薄明りの川辺の撮影スポットごとにカメラマンが並ぶ。三脚のすき間に入れてもらい、川面を見ると期待していなかった川霧も少し。だが肝心の白鳥が絵の中に入ってくれない。我慢して待っていると、雲間から射し込む朝陽とともに優雅に移動し始めた。その動きは湯加減を確かめているようにも見える。防寒は完璧のはずだったが足指が冷たい。飛び立つ時刻はまだ先のようなので今日はここまで。今度は靴の中にホッカイロか、それとも厚手の靴下重ね履きか、思案しながら帰路に。