新緑の写真を撮りたくて棒ノ折山へ。さすがGW、「さわらびの湯」付近に車を停めたらしい多くの登山客が登山口に向かって歩く。そのわきをすり抜け、ダメもとで着いた登山口の手前とすぐそばの路肩スペースは多少の空きがあり、ラッキー。高温が予想される快晴の杉林の山道に入って徐々に高度をあげていく。左手眼下に流れる沢に滝が見え隠れ、藤懸の滝を過ぎた先で沢は足元に。いつしか雑木の新緑がまぶしい中を進んで第一ゴルジュ。ヒンヤリした空気が汗ばんだ身体に心地よい。写真を撮りながら何度か小さな流れを渡り、岩につかまり、ロープを使って第二ゴルジュに。岩は濡れて滑りやすいものの水量が少ないので助かる。続いてクサリの付いた岩の階段を登り、最後のロープ場を越えて「マムシ注意」の看板がある開けた場所。そこから間もなくで沢を離れて林道を横切る。山腹を斜行して岩茸石、右折する尾根道は木段と木の根の長い急登。ピークを2度越え権治入峠でひと息、平坦な道から最後のひと登りで山頂に着く。何度か来ているが50人以上と思われる大人数が休息中。桜が散った小広場でゆっくりと昼食後の下山は北東尾根で。地図に記載が無く、標識も無いこのルートは3回目ながら7か月ぶりなので慎重に。最初の滑りやすい急下降、広い尾根道の下り、金網に沿って出る林道。渡って再び、踏み跡と金網沿いに下ると唯一の手製の標識「権八の頭」。以降は目印の金網が無く、踏み跡を頼りに直進しそうなところで右へ。植林作業の赤布・青布も多数あり注意。赤布で右へ行きそうになるが沢に入ってしまう。急下りを何度か経て樹林越しの眼下にエメラルド色の名栗湖が見え始めればもう僅か。最後に車道への転落に用心して降り立ち、車に戻った。この下山ルートは急下降、権八の頭から先の基本は右へ右へ、植林作業のための布には用心、地形図は必携とあらためて頭に記憶。前2回は誰とも会わなかったが今回は下り始めに登って来る1人と会った。次回も登りは白谷沢、下りは北東尾根を、念のため熊対策で鈴、ラジオ持参で。2024年4月28日(日)快晴/(登山口近く7台程度の路肩スペースの6台目に駐車)白谷沢登山口P 330m 08:05~(藤懸の滝)~08:40第一ゴルジュ08:50~09:00第二ゴルジュ~09:30林道09:35~09:50岩茸石720m 09:55~10:20権治入峠895m 10:25~10:40棒ノ折山969m 11:10 ~(北東尾根コース)~11:35林道~11:45棒八の頭706m 11:50~12:45白谷沢登山口P<下山後の「さわらびの湯」(800円*▲JAF100円は平日のみ)山同様に脱衣場は大混雑、外で入館待ちも>