梅雨明けしたような暑さが続く毎日、それを吹き飛ばすかのように掛け声が響く。先週から市内各所で夏祭りが繰り広げられている。先日の日曜、わずかの時間を利用して一番賑やかな中山道のみこし渡御を見に行ってきた。宣伝文句には”鴻巣の神輿は関東随一、百余年の歴史と伝統を誇る!”とある。随一はともかく、沿道中心部の町内会それぞれが引き継いできた12基の神輿。それらが連なって練り歩く光景は一見の価値がある。2車線の道幅一杯に躍る神輿、担ぎ手の威勢の良い掛け声、ほとばしる汗、笛・太鼓の音。見物客も巻き込んで、通り全体が興奮に包まれる。早々と到来した夏を乗り切る元気を少しはもらったような気がした。
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