読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『アンネの木』(絵本)

2012年03月21日 | 戦争について考える本
今日の小6クラスの長文読解問題に、第二次世界大戦中のユダヤ人迫害についての記述があったので、この本を読みました。
アンネの木
イレーヌ・コーエン=ジャンカ・作 マウリツィオ・A.C・クゥアレーロ・絵 石津ちひろ・訳
くもん出版

お話の語り手はアンネの隠れ家の裏庭に植えられたマロニエの木です。
第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツがユダヤ人を迫害し始めたこと、アンネが隠れ家にやってきたこと、アンネの隠れ家での暮らし、そして、武装警察官がアンネの一家を連行していったこと…。もうすぐ朽ちてしまうマロニエの木は、アンネたちについて語ります。

このマロニエの木は実際に存在していましたが、2010年に強風のため倒れてしまったそうです。
しかし、その苗木は世界各国に贈られ、力強く育っているそうです。

「『アンネの日記』を読むのは大変そう…」と感じるお子さんでも、この絵本ならすぐに読めます。

ユダヤ人の虐殺は悲しい歴史ですが、知っておかなければならない大切な事実です。

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