昨日の小学3・4年生クラスではこちらの本を読みました。
この本は1984年~1985年のTBS取材班が酷寒のシベリアを横断した時の記録です。
著者はロシア語同時通訳者でエッセイスト、作家でもある米原万里さん。
冒頭の「お元気ですか。こちらはもうすっかり暖かくなりました。外の気温はマイナス21度。暑いほどです。」という表現に、子供たちはびっくり!
12月の平均気温がマイナス50度にもなるヤクート(現サハ共和国)では、本当にそう感じられるそうです。
首都ヤクーツクは鼻毛や鼻の中の水分が凍ってしまうほどの寒さ。
本には、一面凍っているレナ川や、釣ったと同時に瞬間冷凍された魚など、日本ではお目にかかれないような光景がたくさん載っています。
子供たちは興味津々で、「ええ~!?」と驚きの声を上げながら聞いていました。
この本の著者、米原万里さんは、私の大学の大先輩です。学生時代に米原さんと一緒にお食事をするという、奇跡的に幸運な機会に恵まれたことがありました。当時の米原さんは、テレビや活字媒体で大活躍していらっしゃって、私にとっては雲の上の存在の方だったのですが、本当に優しくて気さくで、一介の学生である私に対して分け隔てなく接してくださるお人柄に感動しました。
惜しくも亡くなられてしまいましたが、米原さんの著書は今でも私たちに新鮮な驚きを与えてくれます。
中学生以上の方でしたら、米原万里さんのエッセイ(『不実な美女か貞淑な醜女か』『魔女の1ダース』など)もおすすめです!
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マイナス50℃の世界 | |
米原万里 | |
清流出版 |
この本は1984年~1985年のTBS取材班が酷寒のシベリアを横断した時の記録です。
著者はロシア語同時通訳者でエッセイスト、作家でもある米原万里さん。
冒頭の「お元気ですか。こちらはもうすっかり暖かくなりました。外の気温はマイナス21度。暑いほどです。」という表現に、子供たちはびっくり!
12月の平均気温がマイナス50度にもなるヤクート(現サハ共和国)では、本当にそう感じられるそうです。
首都ヤクーツクは鼻毛や鼻の中の水分が凍ってしまうほどの寒さ。
本には、一面凍っているレナ川や、釣ったと同時に瞬間冷凍された魚など、日本ではお目にかかれないような光景がたくさん載っています。
子供たちは興味津々で、「ええ~!?」と驚きの声を上げながら聞いていました。
この本の著者、米原万里さんは、私の大学の大先輩です。学生時代に米原さんと一緒にお食事をするという、奇跡的に幸運な機会に恵まれたことがありました。当時の米原さんは、テレビや活字媒体で大活躍していらっしゃって、私にとっては雲の上の存在の方だったのですが、本当に優しくて気さくで、一介の学生である私に対して分け隔てなく接してくださるお人柄に感動しました。
惜しくも亡くなられてしまいましたが、米原さんの著書は今でも私たちに新鮮な驚きを与えてくれます。
中学生以上の方でしたら、米原万里さんのエッセイ(『不実な美女か貞淑な醜女か』『魔女の1ダース』など)もおすすめです!
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