読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『スーホの白い馬』(絵本)

2012年03月26日 | 童話・昔話・名作
先週までの数週間、小2クラスでは『スーホの白い馬』を読解教材として使用していました。
ただ、教材ではところどころお話が飛んでいたので、今日はきちんと通してお話を読んでみました。
スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
大塚勇三・再話 赤羽末吉・画
福音館書店


モンゴルには馬頭琴という楽器があります。
楽器の一番上が馬の形をしているので、馬頭琴というのです。
このような楽器ができたのには、こんな話があるのです…。

昔、モンゴルに、スーホという貧しい羊飼いの少年がいました。
スーホは働き者で、歌もとても上手でした。
ある日、スーホは生まれたばかりの小さな白い馬を抱きかかえて帰ってきました。
スーホは子馬を心を込めて世話をしました。おかげで、子馬はだれもがみとれるほど立派に育ちました。

ある年の春、殿様が町で競馬の大会を開くという知らせが伝わってきました。
そして、一等になった者には、殿様の娘と結婚させるというのです。
スーホはこの競馬に出場することにしました。

しかし、このことがスーホと白馬の運命を変えてしまうのです…。

一度読んでいるお話なので、子供たちは退屈に感じるかな?と思ったのですが、そんなことは全然なく、むしろ集中してお話を聞いていました。
絵があるのとないのでは全然印象が違うらしく、競馬のシーンでは「白馬すごい!」と目を輝かせていました(^^)

絵の力は大きいなぁと改めて感じました。
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