読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『1つぶのおこめ』(絵本)

2012年03月19日 | 数・図形・算数に親しむ本
もうすぐ今年度も終わりですね。
小学2年生は、今年度算数でかけ算を学習しました。
そこで、今日の小2クラスではかけ算がポイントになるこの本を読みました。
1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし
デミ・作 さくまゆみこ・訳
光村教育図書

昔、インドのある地方に王様がいました。
その地方では、米作りが行われていたのですが、とれたお米のほとんどは王様にとられてしまいます。
「米はわしがちゃんとしまっておき、飢饉のときにそれをみんなに分け与えよう。」と王様は言っていました。
ある年、飢饉がやってきました。ところが王様は米をみんなに分け与えようとはしません。
時がたつにつれ、人々はひもじくなっていきました。
ある日、王様は宴会を催すことにしました。象がお米をどっさり入れたかごを米蔵から宮殿に運んでいました。
ところが、かごからお米がこぼれ落ちています。それに気づいた村娘のラーニはお米をスカートで受けました。
そんなラーニに、王様は褒美を取らせることにしました。
ラーニは「今日はお米を1つぶだけくださいませ。そして30日の間、それぞれ前の日の倍の数だけお米をいただけませんか?」とお願いします。

さて、1つぶのお米は30日後にはどうなるのでしょうか?

30日目のページを見せると、子供たちから必ず「わあ~!!!」という歓声が上がります。

この子供たちの反応が楽しみで、毎年読んでしまいます(^^)
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