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傘子ちゃん


雨雲に追われ東へひかり号

6月5日(木)

東へと向かう。
雨に追いかけられながら走る新幹線。どこで雨に追いつかれるのか、それともどこかで待ち伏せされているのか。折り畳み傘を開くことになるのか。果たして予期せぬことが、すなわちアクシデントである。傘が壊れた。
骨折だ。傘の骨折は致命的で、復帰は不可能である。寄り添い暮らしてきた傘子ちゃんと別れなけらばならなくなった。おー、悲しき決別。その悲しさを埋めるためにドンキホーテテテテテーなる怪しげな店へ。
そこで傘子ちゃんの分身を見つけた。瓜二つじゃないか。おおおおお、傘子ちゃんの生まれ変わりか、これは我が物とせねばならぬと決意して、二代目傘子ちゃんを手にいれた。
これで梅雨の出張もこわくない。恐れるに足らずだ(この使い方はあっているのか?)。500円(税別)、初代傘子ちゃんよりも消費増税分高かった。傘子ちゃんが申し訳なさそうな顔をしていた理由は増税を気にしてのことか。店員さんはクールだったけど。
今日から新しい二代目傘子ちゃんとの物語がはじまりまる。できれば傘としてではなく、てるてる傘子ちゃんとして活躍してほしい。
明日も雨だろうな。広いホテルの部屋で傘子ちゃんとはじめての夜を過ごす。新しい傘子ちゃん物語がスタートした。気分一新、心機一転の扉を傘子ちゃんが開いてくれるだろう。

◎食絵日記
赤い泡を休日の午後に。
いい気分にさせてくれた。
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