おでん

背伸びして見える景色よ生駒山

６月１１日（水）

夕暮れの梅雨空を見上げていたら雨が降ってきた。雨を見ていたらビールを飲みたくなった。飲みたくなったら飲めばいいさ。かるく一杯、暑気払いではなく、梅雨払い（なんか支払を迫られているような気がするな）。
「二日禁酒したもんね」、飲むことを肯定しはじめる。「木・金・日も飲まないしね」、さらに自分に甘くなっていく。今週は5日禁酒が目標（達成できそう）。だから飲んでもいいんじゃないの。と、自分で自分を誘惑し始める。自分には弱いから、誘惑に弱いから、ホイッと誘惑という列車に自らの意思で乗ってしまう。
入場チケット代わりにビールをグビグビ。今夜はおでんだ。おでんときたら日本酒。ビールのあとは、大好きな5人娘をかるくいただく。酒＝食。酒を飲むのが主ではなく、食べることが主という飲み方をしようと思っている。酒が主になるのは特別なときだけ。特別なときとは……それはヒミツです（ヒミツの蜜は甘い蜜♪）。
おでんは強者。食べちゃうんだよな、二日はこれでいけるという想定はいつも崩されてしまう、ほんとうにいつも。♪それが～それが～おでんマジック～♪と、歌いながらもぐもぐしていたら（行儀が悪い！）、プロのおでんが食べたくなった（チェーン店およびおしゃれ風はNG）。そうだ、関西に戻ってきてからずっと行きたいと思っているJR福島のおでん屋さんへ行けばいいのだ。予約はできないらしいから、5時前に店の前で開店を待つしかないけど。夏なら空いているかもな。チャレンジ！
夏のおでん。ぬる燗で。ほっこりとした気分で、やわらかき会話を水先案内人にして、なーんていいよな。作戦会議を！
やわらかく飲んで終了。今夜は、吉田類氏の番組を2本消化したから、次回は阿川さんの番組を見なくちゃね。録画番組がたまっていく。引きこもりの友である。

◎食絵日記

肉・トマト・ネギ・ししとう・肉。
バランスのいい串です。
どんな酒にも合います。
八丁堀と茅場町の間にある、アノ店です。