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勝負メシ


ここ一番に挑む力腹にため

12月19日(火)
 
 勝負メシはなんですかと問われたら、あなたは答えられますか。
 なんの勝負をするときかという問題もあるが、勝負というより気合を入れるということでの勝負メシとしてとらえればいいんじゃないのか、仕事、デート、趣味、果たし合い(物騒だな)、いろいろあるはず。ここ一番に挑むときの勝負メシ、縁を担ぐという意味も含まれているはずの勝負メシ、うーん、なんだろう。
 どうしてもパワーをつける食べ物しか浮かばないなぁ、レバニラ炒め、鰻丼、焼き肉、それらはスタミナ系だよね。そうじゃなくって、少し違う路線のものだよ、勝負メシは。
 ふむふむ・はれほれと考えた結果、そうだ、カツカレーだと口走るオレ。ややスタミナ系か? 炭水化物はゼッタイだし、カレーは大好物だし、カツはご馳走だし、もちろんサラダもつけて、勝負メシとなる。しかしここで安心していてはいけない、次にどこのカツカレーなのだという問題が浮上してくる。



 カツカレーだったらどこでもいいというのでは、勝負メシの資格は与えられないのだよ、店名を明記しなさい! と審査員は迫ってくるのである。
 しかし、とっさに出てこない。すぐに出てこないというのがまた問題で、勝負と聞くとエイヤーと飛び出すくらいの瞬発力が必要じゃないか、もうダメだとカツカレーがズリズリと後退し始めたそのとき、ピコーンとひらめいた、自作のカツカレーだ。やっぱり自分の勝負メシは、自分でつくるのが基本でしょう。それを聞いたカツカレーは、胸を張ってズコズコと前に出てきた。
 とても大事なことが待ち受けている前日には、これからはカツカレーをつくって食べよう、勝負メシだと自分に言い聞かせて気持ちを盛り上げていこう。
 「昨日の夜、何を食べた」と聞かれて、「カツカレー」と答えたら、あなたに勝負を挑んでいると思ってください。とっても分かりやすいでしょう。
 そうは言っても、外出中に突然午後から勝負となったときは、その場でつくるわけにはいかないから店のカツカレーになる、そのときのために好みのカツカレーを食べさせてくれる店を見つけておこう。
 来年はカツカレーのうまい店を見つけるぞ!


※今日の昼は、揚げ卵とじ丼でした。揚げの油はほどよい深みがあっていい。

◎酒モメ
・禁酒







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