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トンカツタベタイ

包丁研いで挑む千切りキャベツ



とんかつが食べたい。無性に食べたい。肉屋さんが店先で揚げて売っているとんかつを食べたい。ほかのとんかつはイヤだ(おまえは子どもか)。あのラードの匂いがするとんかつだ。わが住む町では売っていないとんかつだ。
子どもの頃も、青春時代も、天神橋商店街にも、三軒茶屋に暮らしたときも、ちゃんと肉屋さんの揚げているとんかつは、あたりまえのようにあった。とうぜん、コロッケを無視することはできないので、とんかつ+コロッケを買うことになる。
しかし、いまは手に入らない幻の食べものとなってしまった。買えるのはスーパーマーケットか、お弁当屋さんか、とんかつ屋さんの持ち帰りか、コンビニか・・・ あー、肉屋さんのとんかつよ、何処に隠れているのだ。
あたりまえのようにあったものがソロリソロリと姿を消していく。じわりじわりと思い出の中でしか巡り合えないものが増えていく。あ~肉屋さんのとんかつよ、あ~あの香ばしい匂いよ。サガシアテナケレバナラナイ。






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