見つからない

あの頃の夢が散って重なり枯れてゆく

探しものが出てこない。二つも出てこない。部屋から持ち出していないのに姿を消した。前にも書いたけれど、よくあることだ。でも、ほとんどのものは、「なーんだ、こんなところに落ちていたのか」と、戻ってくる。

しかし、今回はもう数週間経過している。まったく関連のない二つのモノ、同時に使うこともないし、同じ所に置くこともない。それなのに消えた。勝手に歩いて行くなんてことはないし、誰かが持って行ったということも考えられないのだ。むむむのむ。

神隠しか（古い）、手品か、年末の大掃除には見つかるのか、それともほんとうに消えたか？ほんとうに消えるとはどういうことなのだ？　間違って、転がって、ゴミ箱に入り、そのまま焼却場へ。なんてこともあるか、ないとおもうけれど、あるかもしれません。そうなると二度と戻っては来ないよな。

♪～さがしものは　なんですか　みつけにくいものですか～♪　井上さんのよく通る声が頭の中で繰り返される。みつけにくいものではないのだが、見つからないのだ。

どういう結末が待っているのか！　乞うご期待！！　誰も期待してないだろうけど。

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「沖縄ポークとピーマンのサラどん」第一回

耳の位置へんで帽子が似合わない

ごはんづくりに励もうとおもって、あれやこれやと考えた。いったいどんなものが好きなのか、どんなものを食べたいのか、グルグルグル・チーン！　ひらめいたのである。

どんぶりだ、丼だ、あの親子丼とか、他人丼とか、ごはんの上に具が載っているものだ、のっけめしだ。しかし、○○丼ではつまらないので、ちょいと捻って、お箸ではなくフォークで食べる丼にしてみよう。

そうすると、器は皿になるよな。皿とどんぶりものをあわせて、『サラどん』というのはどうだ。親子丼ではなく、親子サラどん。いいんじゃないか。

ということでさっそくチャレンジしてみた。とくべつなことはしない。ただ、ごはんの上にのっけて食べたいものをつくればいいのだ。

記念すべき一食目は、沖縄ポーク（缶詰）がストックされていたので、それを使ってみた。さらに、ミニミニ菜園でピーマンとナスを収穫したので、新鮮なうちに使うことに。タレは、ソースカツ丼用のレシピをアレンジすることにした。

さてさてさて、こんなのできましたけど～。

上出来であった。

材料：沖縄ポーク（缶詰）、ニンニク、ピーマン、ナス

　　　タレ：ウスターソース、酒、砂糖、

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