早春の花はどれも小粒でほんとに可憐だと思います。なかでも雲間草はごく小さな5弁のピンクの花びらを持ち、密集した枝葉からかわいい花を咲かせます。雲がゆきかう高山に生えるところから「雲の間の草」と呼ばれている植物ですが、もともと高山に自生する山野草なので、花後を上手に育てるのはなかなか難しそうです。この「雲間草」という言葉の響きに、昔アルプスを歩いていて、目の前の雲の切れ間から覗いたお花畑を思い出します。例えばチューリップやひまわりは、単なる音であっても、あのチューリップやひまわりに変わりはないのですが、同じ音でも、雲間草のように漢字で表記されることによって、その言葉の持つイメージが広がっていくのは漢字の魔力でしょうか。と、雲間草を前にいろいろ思いを膨らませました。
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