2月は「逃げ月」とは、よく言ったもので、あっという間に3月になってしまいました。3月は「去る月」うかうかしてはいられません。
桃の節句は明後日。子供が小さかったころは、急かされるように出したお雛様も、今では、段飾りは省略し、なんとか内裏様とお雛様、三人官女を押し入れの奥からだして、赤い毛氈の上にやっと並べました。昔は、お雛様を飾ると、部屋が華やいだように感じたものですが、今年はお雛様の髪も乱れ気味、少しくたびれたように見えるのは、女あるじの気持ちの持ち方にもあるのでしょう。
ただお雛様を飾ると、私のなかでは思い出がいくつも重なります。たぶん、3月は子供たちの、受験やら卒業、就職とほんとにいろいろなことがあって、毎年お雛様を飾りながら一喜一憂していたように思います。だからこそ、「去る月」はお雛様とは切り離せない思い出深い3月なのでしょう。
子供たちが自立していったことをお雛様に感謝し、来年はちゃんと勢ぞろいさせてあげようと思いました。
桃の節句は明後日。子供が小さかったころは、急かされるように出したお雛様も、今では、段飾りは省略し、なんとか内裏様とお雛様、三人官女を押し入れの奥からだして、赤い毛氈の上にやっと並べました。昔は、お雛様を飾ると、部屋が華やいだように感じたものですが、今年はお雛様の髪も乱れ気味、少しくたびれたように見えるのは、女あるじの気持ちの持ち方にもあるのでしょう。
ただお雛様を飾ると、私のなかでは思い出がいくつも重なります。たぶん、3月は子供たちの、受験やら卒業、就職とほんとにいろいろなことがあって、毎年お雛様を飾りながら一喜一憂していたように思います。だからこそ、「去る月」はお雛様とは切り離せない思い出深い3月なのでしょう。
子供たちが自立していったことをお雛様に感謝し、来年はちゃんと勢ぞろいさせてあげようと思いました。