今年の大寒は1月20日でした。この日から数えて15日後が立春。
「冬来たりなば春遠からじ」、春の気配を感じる日も、これからは少しずつ増えてくるのでしょう。
夫が、週の1日だけ仕事の関係で5時半に起床します。すると私の体内時計は、その時刻に合わせるように2,3日は早起きになってしまうのですが、この時計の狂いに、得したような、損したような・・・心境です。
仕方ないので、今朝も日の出前にウォーキングにでかけることにしました。最近では、日の出は日毎に1分ずつ早くなっているのだそうです。確かに7時にはすっかり明るくなります。ただ寒さは厳しく、身体はしばらく歩くと暖かくなるのですが、顔や耳は空気の冷たさに射すような痛さを感じます。
「早起きは三文の得」だとするならば、それは朱色に染まった雲が黄金色に変わり、木々の一枝一枝に朝日が届き、神社の手水受けに薄い氷が張り、キャベツ畑にうっすらと霜が降りと、陽が明るく射す頃には何事もなかったように消えてしまう、こんな儚い一時の景色にめぐり合うことなのかも知れません。