冬型の気圧配置も最近は陰りが見えて、今朝は曇り空、夕方以降は雨が降り始めました。気温は高めということですが、お日様が出ない分、体感温度は低く寒く感じます。
だからやっぱり、家の中の暖房の設定温度は真冬並みだし、相変わらず厚いコートででかけています。
こういう生活をしていると、どうしても植物たちにも過保護で、ついつい過剰な霜よけをしてしまったり、耐寒性があると聞いても家の中に入れたりと、まるでおせっかいなおばさんのように余計な世話を焼き、結局鉢をダメにしてしまうことが多々あります。
そんなわが家の庭の片隅に、厳しい寒さの中でずっと固い蕾のままのミニバラが一輪あります。身を固くじっと寒さに耐えているようで、きっと咲くこともなく蕾のままなのだろうと思っていたのですが、一昨日の積雪のあった朝、ついに花開きました。その生命力にただただ驚きました。そしてその生命力を信じて植物は育てていかなければと、このミニバラから教えられた思いです。