今朝のあの激しい雨音には、落胆しました、まさかの雨だったのですから・・・。
それが、神は味方したのでしょう。
朝7時ごろには雨は上がり、東の空は薄っすらと明るくなっていました。ただ空には雨雲がどんよりと。
ところが、ちょうど金環日食の時刻に合わせたかのように、雲の切れ目からきれいなリングを肉眼で見ることができたのでした。
この薄い雲がベールがかったことで、かえって肉眼で金環日食をしっかりと捉える事ができました。
急いで日食グラスからも覗いてみました。それは小豆大ほどでしたがその姿を捉えることができました。
太陽と月と地球が1直線になるこの瞬間に、私がこの時代にいたことに大きな驚きと感謝を抱かずにはいられないと、少し神妙な気持ちになりました。