小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

多摩川を歩く第6回 日向和田 ~ 古里(青梅線)

2012-05-27 | 小さな旅

ほぼ1カ月に1度のペースで多摩川を上流に向かって繋ぐ多摩川ウォーキングも、今回で6回目となりました。
先週の金曜日は、あいにくの小雨模様でした。ただ、風もなく気温は暑くも寒くもなく、歩くのにはちょうどいい
ウォーキング日和と言えたのかも知れません。思ったより距離を稼ぐことができました。

もう多摩川は、ゆっくり蛇行して流れる趣はどこにもなく、渓谷から流れでる水は岩を削るほど急流で勢いよく、
白い水しぶきのあがる川面の美しさと厳しさをあわせもつような景色にかわってきました。
またこの変化に富んだ流れは、全国有数のカヌーのメッカでもあるのだそうです。


今回歩いた青梅線の日向和田駅から古里駅間はほとんど川岸に遊歩道が完備されていて、
この日の雨で重くなった新緑の中、川の轟音で消されそうになる小鳥のさえずりを聞きながら、
マイナスイオンたっぷりの気持ちいいウォーキングを楽しむことができました。この渓流沿いには、
吉川英治記念館、川合玉堂美術館、ほかにも御岳美術館やかんざし美術館などがあり、
日本画家の川合玉堂は、この変化の富んだ厳しい自然を好んでこの地に移り住んだのだそうです。


山間に架かる橋は、不思議にどの橋も周りの自然によく溶け込んでいました。




次回はいよいよ青梅線の終点奥多摩駅を通過します。その先はどんな交通経路を使いながら、
源流まで行くことができるのか、楽しみでもあり、またこの先、少し不安材料も増えてきそうです。

コメント (8)
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