今回の旅行で、不思議な花に出会いました。
山野や河川敷など、夏に群生しているということですが、私にとってはじめての対面でした。まっすぐに茎をのばし、百合に似ているけど百合のような開き方をせず少し中途半端に、ただ見事に左右対称に開き、葉も大きな楕円形をしていました。
このユバユリの命名でもある葉は花が咲き出すと茶色く枯れたように見えるところから、葉(歯)がない姥に例えて「ウバユリ」、なんか変に納得してしまう名前ですが、姿はどこまでもしゃんとして気骨のある堂々とした風情でもあります。
また、さらにこの花のすごいのは、種から発芽して開花までに7年も要するということです。この年開花したものは、咲き終えると枯死してしまうけど、母鱗茎には数個の娘鱗茎を形成して、親固体の枯死後は親株から分離して成長するのだそうです。次世代が種から7年かかるので、ちょうど繋ぎといったところでしょうか。だからこそ、毎年耐えることなく、この花を咲かすことができるのでしょう。
ウバユリは花の美しさというより、生き方のすばらしさといった感じの花でしょうか。
山野や河川敷など、夏に群生しているということですが、私にとってはじめての対面でした。まっすぐに茎をのばし、百合に似ているけど百合のような開き方をせず少し中途半端に、ただ見事に左右対称に開き、葉も大きな楕円形をしていました。
このユバユリの命名でもある葉は花が咲き出すと茶色く枯れたように見えるところから、葉(歯)がない姥に例えて「ウバユリ」、なんか変に納得してしまう名前ですが、姿はどこまでもしゃんとして気骨のある堂々とした風情でもあります。
また、さらにこの花のすごいのは、種から発芽して開花までに7年も要するということです。この年開花したものは、咲き終えると枯死してしまうけど、母鱗茎には数個の娘鱗茎を形成して、親固体の枯死後は親株から分離して成長するのだそうです。次世代が種から7年かかるので、ちょうど繋ぎといったところでしょうか。だからこそ、毎年耐えることなく、この花を咲かすことができるのでしょう。
ウバユリは花の美しさというより、生き方のすばらしさといった感じの花でしょうか。
また、花が対称的でバランスがとれているせいか、真っすぐで姿勢がいいですね。丈は高いのかしら?
花って咲くまでに年数や手間がかかったりするものもあるんですね。
珍しいウバ百合のお写真とお話有難うございました。
花の数も見事について、思わず拍手しました。
葉っぱも楕円形と言うことですが、珍しいですね。
これらの写真の中に、葉っぱ写っていますか?
色も中々上品ですね。す・て・きです。
私も先日、箱根でウバユリ見ました。もうすでに咲き終えた後で、丈も短いものでしたが、少し標高の高いところには自生しているのですね。新しい株は咲くまで7年、ほんとに花の命の短さから言うと気の遠くなる年月ですね。
>ラベンダーさん
「ウバユリ」はじめ名前を聞いたときは「乳母ユリ」かと思いました。いずれにしても母のようにたくましく優しい花だと思います。大きいものは2メートルもあるそうです。
>大村さん
これだけ群生していてもほとんど香りはなかったと思います。でも、昆虫などだけにわかる香りを放っているのかも知れませんね。
ほんとに子孫を残すための、植物の生命力には驚かされます。
>はなこさん
確かにウバユリの花の色は、シックで大人の雰囲気がします。写真では、葉は花の下方に茶色くなっています。中には青々とした葉をまだ持っているものもありましたが、ほとんどは見事に茶色くなっていました。なんとも不思議ですね。