JR東海道線浦和駅から~大宮~上尾~桶川 18.2キロ
11月11日に第3回目の中山道ウォークを浦和からスタートし、無事に桶川まで進めることができました。
記憶が新しいうちに記録しなければと思いながら、日常の雑事に追われ後回し後回しとなってしまいまし
た。第4回をなんとか、年内に決行したいのですが、年の瀬に呑気にウォーキングなんか行っている場合
ではないのでは、それより大掃除!大掃除!
東京上野ラインで浦和駅に降り立ったのが8時15分、
8:30 中山道の浦和駅西口が3回目の出発点です。この日も穏やかな日で、こんな日は少しでも距離を
伸ばそうと気合が入ります。
ここ浦和一帯は沼地でウナギが豊富に獲れたことから名物のウナギの名店が街道筋にありますが、まだ歩
きだしたばかり、残念だけれど食べるのは諦めなければなりませんでした。
北浦和駅を過ぎて数分歩くと郭信寺があり、案内板にはサツマイモの紅赤(金時いも)の発祥の地と
ありました。その後、紅赤は関東一円に普及したのだそうです。今では金時いもはサツマイモの代表
格となりましたが。紅赤を発見した農家の主婦の菩提寺だそうです。
10:00 JR与野駅近くは、ちょうど浦和と大宮の中間であるところから半里塚と呼ばれ、この辺りは
六国見(武蔵、相模、甲斐、下野、上野、信濃)の峰が望めたほど見晴らしいい場所だったそうです。
今ではその面影はまったくありませんが。
さいたま副都心あたりは、その街の様子はどこか違う街に迷い込んだように近代的なビルが林立して
いました。
江戸の時代は松並木だったそうですが、今は見事なケヤキ並木
10:30 氷川神社一の鳥居に着きます。大宮という名前は武蔵国一の宮である氷川神社があるので
大宮という地名ができたのだそうです。この鳥居から神社までまっすぐな参道が2キロも続きます。
当初はこの参道が中山道だったようだが、旅人が多くなったことで、あらたに大宮宿に抜ける道を
作って中山道としたようです。
氷川神社社殿はりっぱな神社で七五三の参拝客も多く、たいへん賑わっていました。
この鳥居を過ぎたあたりが日本橋より七里目の大宮の一里塚跡になるようですが、気が付かないまま
に通り過ぎてしまいました。大宮市街を通ります。
江戸時代から塩を備える習わしになってる、塩地蔵
JR東北本線と東武野田線のガードをくぐり、しばらく大宮市内を歩くと大山道標があり、この辺りか
らも大山参りの人々が行き交っていたのでしょう。
11:30 中華のランチタイムを取りました。
13:00 東北上越新幹線をくぐってJR宮原駅を過ぎると京都上賀茂神社から神様を迎えたと言われ
る賀茂神社があり安産にご利益ありとありました。
この先の宮原小学校の敷地内にひときわ大きなセンダンの木があり、春に咲くセンダンの花はどんな
に見事かと思います。
上尾宿は安政年の大火で宿場の遺構はほとんど残っていないと言うことです。
15:10 上尾駅前でティータイム
この日の行程をここまでにするか、先の桶川宿まで3.7キロなので、もうひと頑張りするか決めどこ
ろ、30分近く休んだので少し元気がでたことで、桶川宿を目指すことにしました。
ひたすら県道164号線を歩きます。
桶川宿は紅花の産地として繁盛し、紅花は京に送られたそうです。この紅花の仲買で財を成した須田
家の前を通ります。相当広い敷地で当時の繁栄ぶりがうかがえます。
稲荷神社 拝殿の両側に「紅花商人中」と刻まれた石灯篭が2基並んでいます。
610キロもある力石で日本一と言われているそうです。
桶川のほぼ中心にある「武村旅館」、明治天皇巡行のお供をした山岡鉄舟が宿泊した国の有形文化財
に指定されています。
当時木戸番によって、朝夕明け閉じされた「南の木戸」江戸側の入り口となる
この先にある桶川名物「紅花まんじゅう」の看板を左に折れればJR桶川駅、まだ上野東京ライン1本
で帰宅できるのは疲れた身体にはありがいことと思いました。4つ先の駅「大宮駅」までは車内はと
ても混んでいました。新幹線の乗降駅でもあるためでしょうか。
午後7時、重い足を引きずって帰宅となりました。
こうして写真で見せていただくとやっぱり面白いですね。どこも現代化してしまっているのに、あちらこちらに当時を思い起こせる物が残っているんだなと改めて思いました。街道歩きの面白さはこういう所にあるんでしょうか。
それにしても大宮神社ってりっぱなんですね。テレビで見たことがあったんですが、参道が2キロとは・・・。ちょっと行ってみたくなりました。ご利益がありそうです。
中山道のこの付近は都会の雰囲気ですがその中にうずもれるように残された昔の建物などを見付けると嬉しいものですね。
氷川神社の七五三の賑わいもさることながら菊の花の展示が素敵だと思いました。
やはり、大宮の氷川神社は武蔵国一之宮ですのでさすがですね。
江戸の時代も参拝客が多すぎて、中山道のルートを新しくしたぐらいですから。
私も埼玉は縁がなくて、なかなか訪れることがなかったのですが
大宮は若い人の街という印象でした。
>kurakさん
今までは気候もよくて、早起きも歩くのもそんなに苦ではないのですが
これからの季節がたいへんそうです。
日没も早いので、歩く時間が短くなりそうです。できる範囲で歩こうと思います。応援、ありがとうございます。
大宮氷川神社、塩地蔵、須田家、武村旅館など昔の面影を探しながらの街道歩きは、楽しそうですね。
大宮の氷川神社は、参拝客でにぎわっていますね。
年末は忙しいですけど、次の中山道歩きの予定が進んでいそうですね。
歩いてみないと、その街道の歴史まではなかなかわかりませんね。
街の外観は、どこもあまり変わりません。特に国道沿いはチェーン店も多く、コンビニはどこにもあって
その中に、埋没したようにある庚申塔などを見つけるのは楽しいですね。
年内に歩きたいと思っているのですが・・・応援ありがとうございます。
急ぎ過ぎる今、一番贅沢な楽しみ方だと思います、私も・・・と思いますが実行出来ません。
上尾駅前の自転車、武村旅館の味のある建物、Akikoさんの目の付け所も楽しみです。
寒さも厳しいです、お身体一番にして楽しませて下さいね。
暖冬とはいえ、やっぱり冬の寒さは厳しいですね。
年末に入り、だからと言って特別に何かするわけでもないでのすがなんとなく気ぜわしいです。
でもこんな時だからこそ、歩くと暮れの街の様子がわかって楽しいのかもしれません。
いつも応援ありがとうございます。